上映イベント『諏訪敦彦監督特集』が6月9日から東京・高田馬場の早稲田松竹で開催される。
1960年生まれの諏訪敦彦は、広島出身の映画監督。大学卒業後に8ミリフィルム作品やテレビドキュメンタリーの演出を手掛け、1997年に西島秀俊主演『2/デュオ』で長編監督デビュー。1999年に発表した『M/OTHER』が『第52回カンヌ国際映画祭』監督週間で国際批評家連盟賞を受賞した。現在は東京藝術大学大学院教授を務めているほか、小・中学生に映画制作を教えるワークショップ『こども映画教室』の講師も担当。今年1月に約8年ぶりの新作映画『ライオンは今夜死ぬ』が公開された。
同イベントでは、日本の映画館では初となる諏訪監督の全長編作品の上映を実施。『ロッテルダム国際映画祭』でNETPAC賞を受賞した『2/デュオ』、三浦友和主演作『M/OTHER』、アラン・レネ監督『二十四時間の情事』リメイク版の撮影現場を題材にした『H Story』、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキを主演に起用した『不完全なふたり』、イポリット・ジラルド監督との共同作品『ユキとニナ』、最新作『ライオンは今夜死ぬ』がラインナップしている。
また、最終日となる6月15日には諏訪監督を迎えたトークショーも行なわれる。詳細は早稲田松竹のオフィシャルサイトで確認しよう。
- イベント情報
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『諏訪敦彦監督特集』
2018年6月9日(金)~6月15日(金) 会場:東京都 高田馬場 早稲田松竹上映作品: 『2/デュオ』(監督:諏訪敦彦) 『M/OTHER』(監督:諏訪敦彦) 『H story』(監督:諏訪敦彦) 『不完全なふたり』(監督:諏訪敦彦) 『ユキとニナ』(監督:諏訪敦彦、イポリット・ジラルド) 『ライオンは今夜死ぬ』(監督:諏訪敦彦) 料金:一般1,300円 学生1,100円 シニア900円
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