映画『暗殺のオペラ』のデジタルリマスター版が7月21日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で公開される。
『第32回ヴェネチア国際映画祭』ルイス・ブニュエル賞を受賞した『暗殺のオペラ』は、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編小説『裏切り者と英雄のテーマ』から着想を得たベルナルド・ベルトルッチの監督作。物語の舞台を北イタリアの架空の町に置き換えて脚色し、父親の死の真相を探る男アトスの姿を描く。
主人公のアトス役をジュリオ・ブロージ、アトスの父の愛人役をアリダ・ヴァリが演じた。撮影は『地獄の黙示録』で『第52回アカデミー賞』撮影賞を受賞したヴィットリオ・ストラーロ。
デジタルリマスター版は3週間限定の上映。あわせて1970年の作品『暗殺の森』も同会場で上映される。
- 作品情報
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『暗殺のオペラ』
2018年7月21日(土)から東京都写真美術館で公開監督:ベルナルド・ベルトルッチ 脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、マリル・パロリーニ、エドゥアルド・デ・グレゴリオ 原作:ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』より『裏切り者と英雄のテーマ』による(岩波文庫) 出演: ジュリオ・ブロージ アリダ・ヴァリ 上映時間:99分 配給:コピアポア・フィル関連リンク
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