舞台『ロロいつ高シリーズvol.6「グッド・モーニング」』が、8月2日から東京・早稲田小劇場どらま館で上演される。
全国高等学校演劇大会の規定に沿って上演されるロロの『いつ高シリーズ』は、「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校」を舞台に、「まなざし」をテーマにした物語を展開。俳優はシリーズを通して同じ役を演じ、主人公は作品ごとに代わる。
第6弾となる今回のあらすじは、誰もが惚れ惚れするような「おはよう」を言うために朝練をしている「私」が青春史上最高の挨拶を決めようとする、というもの。演出、脚本は三浦直之(ロロ)が手掛け、望月綾乃(ロロ)、大場みなみが出演する。
チラシのイラストは西村ツチカ、デザインは佐々木俊と郡司龍彦が担当。チケットの販売は6月17日10:00からスタートする。
※記事掲載時、一部表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
三浦直之(ロロ)のコメント
高校演劇の審査員を務めさせてもらうようになって、少なくない数の作品を拝見して、僕がなによりも感銘を受けたのは、上演の準備に対する姿勢です。ほとんどの高校にとってはたった一回で終わってしまう上演を成功させるための準備。セリフを発する準備、空間をつくる準備、物語を始める準備、演劇を立ち上げる準備。
僕は高校演劇を通して、演劇っていうのはほとんど準備のことなんだなあと教えてもらいました。準備への姿勢に強く感動した僕は、次第にその手伝いをしたいと思うようになりました。準備の手数を、ほんのちょっとでも楽にしてあげることはできないか。そこで、僕も60分の戯曲を書いてみることにしました。それが「いつ高シリーズ」です。このシリーズを通して紡ぐ物語が、言葉が、高校生が上演の準備をするときに少しでも役立ってくれたらとても嬉しいです。
- イベント情報
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『ロロいつ高シリーズvol.6「グッド・モーニング」』
2018年8月2日(木)~8月13日(月)全14公演 会場:東京都 早稲田小劇場どらま館演出・脚本:三浦直之 出演: 望月綾乃 大場みなみ 料金: 前売 一般3,000円 U25券2,500円 当日 一般3,500円 U25券3,000円 ※高校生以下は無料 ※親子ペアで1,000円引き
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