水曜日のカンパネラが音楽を担当した映画『猫は抱くもの』のサウンドトラックが、6月22日に配信リリースされる。
6月23日から全国公開される『猫は抱くもの』は犬童一心監督の新作映画。水曜日のカンパネラは初めて映画の劇伴を担当した。音楽監督はzAk。ケンモチヒデフミ作曲の楽曲に加えて、コムアイの声で作った効果音も使用されている。劇中歌“キイロのうた”の作詞は、本編で猫のキイロ役を演じたコムアイ自身が手掛けている。
サウンドトラックには“キイロのうた”に加えて、同じくコムアイが作詞した“マヨイガのうた”など全15曲を収録。“キイロのうた”は6月27日リリースされる水曜日のカンパネラのEP『ガラパゴス』にも収録されているが、“マヨイガのうた”はサウンドトラックのみに収録される。
『猫は抱くもの』は、アイドルとしての夢を諦めた孤独な33歳の女性・沙織と、自分のことを人間だと思い込み、恋人として沙織を守ろうとするロシアンブルーのオス猫・良男の関係を描いた物語。沙織役を沢尻エリカ、猫の良男の擬人化した姿を吉沢亮、良男の相棒となる猫・キイロの擬人化した姿をコムアイ、テレビ局のプロデューサー・ササキと沙織が勤めるスーパーの本社社員・高橋の2役を柿澤勇人が演じる。
コムアイ(水曜日のカンパネラ)のコメント
劇伴について
登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました。
実際に作ってみて、音でこれからどうなるかを気付かれないよう、調整していくのが面白かった。劇伴の依頼を受けた際のエピソード
出演が先に決まっていて、劇伴はあとで監督が言ってくれたんです。
実は「映画の音楽を書きたいな」って一年くらい前からずっと思っていたので、自分の成長につながる企画だと感じました。“キイロの歌”について
大切な人や、大切な何かと別れなければならない時、上手く手放すためには、どうしたらいいのだろう・・・と考えながら歌詞を書きました。
人と人が出逢う事を、惑星の軌道になぞらえ、軌道が一度重なったという事は、きっと近い距離にいるはずだから、またいつか、どこかで出逢えるかもしれない・・・という思いを歌詞に込めました。
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『猫は抱くもの』
2018年6月23日(土)から新宿ピカデリーほか全国公開監督:犬童一心 脚本:高田亮 原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス) 音楽:水曜日のカンパネラ 出演: 沢尻エリカ 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ 岩松了 藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 柿澤勇人 ほか 上映時間:109分 配給:キノフィルムズ
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