北村匠海(DISH//)が「日本たばこ産業(JT)」の新企業CMシリーズ『想うた』に出演することがわかった。
『想うた』は、1人の若者を主人公に人と人がお互いに想い合う気持ちをオリジナル楽曲で伝えていくというもの。本日6月15日から全国でオンエアされる第1弾「想うた 親を想う」篇は、北村演じる新入社員・村上優人が、慣れない都会で初めての社会人生活を送る中、離れて暮らしていても支えてくれる親の大切さに気付いていくというあらすじだ。CMに使用されている楽曲の作詞はクリティブディレクターの篠原誠、作曲と歌唱はキヨサク(MONGOL800)が担当。
本日限定でJTの提供番組『アナザースカイ』の放送500回を記念してスペシャルバージョンも放送。また『想うた』の特設サイトでは、CM映像、特別映像、グラフィック、歌詞などが公開中のほか、北村、キヨサクへのインタビュー映像や撮影時のオフショットも順次公開される予定だ。
北村は「あまりにも家族が当たり前の存在すぎて、思いを伝えるのが苦手な青年・ムラカミユウトが上京して就職し、いろんな壁にぶち当たりながら、改めて親の大切さや親の想いに気付くという、素敵な物語になっています。皆さんもぜひこのCMを見て、『ひとのときを、想う。』という言葉を、今一度考えていただけたら嬉しいです」とコメント。
北村匠海のコメント
JTの新企業CMに出演した感想
CM出演のお話を頂いた時は光栄に思い、とても嬉しかったです。僕のお芝居が、JTさんのイメージにもつながってくるということで、非常に身の引き締まる思いというか、緊張感を持ちながら挑ませていただきました。CMの主人公・村上優人と自分の共通点
思い返してみると、やっぱり僕も、家族とのコミュニケーションが多い方ではなく、ありがとうとかごめんねとか、心の想いが伝えられない場面が多い気がします。それが今回、役を演じてみて、共通点や「自分もそうだな」と思う瞬間がたくさんあって、改めて親にひと言、何か伝えたいという気持ちになりました。JTグループのコミュニケーションワード「ひとのときを、想う。」について
「ひとのときを、想う。」って、すごくいい言葉ですよね。ひとの“こと”ではなく、“とき”というのが印象的です。今回のCMは「親を想う」という設定でしたが、自分と相手との時間を、思いやるということが、演じながらすごく伝わってきて、本当に大事なことなんだなと感じました。「ひとのときを、想う。」のはどんな時か
イベントとか友達の誕生日はもちろん、普通に家族でご飯を食べて、何気ない会話をしている時、その先も僕との関係は続いていくとか、そういうことを考える瞬間があると、「あ、今、ひとのときを想っているな」というのがありますね。視聴者へのメッセージ
あまりにも家族が当たり前の存在すぎて、思いを伝えるのが苦手な青年・ムラカミユウトが上京して就職し、いろんな壁にぶち当たりながら、改めて親の大切さや親の想いに気付くという、素敵な物語になっています。皆さんもぜひこのCMを見て、「ひとのときを、想う。」という言葉を、今一度考えていただけたら嬉しいです。楽しみにしていてください!キヨサク(MONGOL800)のコメント
最初に歌詞を受け取った時の印象
自分が作るのと、割と近いものがあるなというのが第一印象でした。自分でも選びそうな言葉やキーワードが入っている分、距離感がすごく近くて、作曲もイメージしやすかったです。いつもと違って、映像ありきの楽曲作りでしたので、特に尺の長さに合わせる作業には苦労しましたが、制限がある方が燃えるタイプなので、やりがいがあって楽しかったですね。「ひとのときを、想う。」のはどんな時か
MONGOL800の歌の歌詞を書いてメロディーをつけている自分も、いわば同じような気持ちで、ひとのときを想うということを大事にしています。自分の場合は、対象が聞いてくれる人全員みたいなイメージで、小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、いい歌だな、歌いたいなと思ってもらえるような創作活動を心掛けていますが、面白いと思ったのは「想う」という漢字です。自分も歌詞で「おもう」という言葉を使いたい時、必ず「想う」という漢字を充てていて、これはちょっとしたこだわりかもしれません。「想う」の方が、より「想っている」感じがするし、届きそうな言葉だなと。ただ、歌では「想い」を届けられていると思いますが、身近な人たちにできているかというと難しい。だからこそ歌にしているというのもありますが、なんかちょっとこそばゆい感じですね(笑)。完成したCMについて
歌詞とメッセージの内容と映像がリンクしているので、社会に出て少し慣れたけど、自分の中でステップアップしたくてもがいているような主人公と、同世代の子供を持つ親世代の方々にも響く映像と歌になっていると思います。自分としても重ね合わせたい部分は多々あったのですが、いかんせん18歳からMONGOL800をやっているので、主人公と重なるのは、「忙しく日々をかけまわる」ところでしょうか。20代は振り返る暇もないほど、慌ただしい日々を過ごしてきましたが、20年経って言えることは、あの時、良くも悪くもがむしゃらに突っ走ってきて良かったなと。何かを無我夢中でやるタイミングや瞬間って、少ないですからね。がむしゃらにもがいている人ほど素直で、不器用な人が多いし、そういう後輩が身近にいたら、しっかりサポートしてあげたいと思います。視聴者へのメッセージ
「ひとのときを、想う。」という言葉通りの、あったかいメッセージが詰まった作品になりました。
思わず口ずさみたくなるようなサビのメロディにもこだわって、みんなに届く歌を頑張って作りましたので、自分で言うのも何ですが、本当にいい歌になったと思います(笑)。家族や友達、好きな人、身近な人に対して、この歌なら、普段はこっぱずかしくて、なかなか届けられない想いも伝えられるんじゃないかなと思います。ぜひこの歌をみんなで覚えて、一緒に歌っていきましょう!篠原誠のコメント
今回の新たなコミュニケーションについて
JTさんのコミュニケーションワードである「ひとのときを、想う。」という考え、時間を大切にしたいというのは、すごくポジティブなメッセージだと思います。そこで、今回の新しいコミュニケーションも、こういうことって大事だと思いますと、明るく健やかに、堂々と伝えられる顔つきの広告ができたらと思いました。人を想う気持ちをそのまま歌詞にして、ポジティブなメロディーに乗せた「想うた」のCMを見たり、聞いたりした人たちが、「そういえば最近、親や友達と話していないな。連絡してみるか」と思ったり、「元気になった」「明日も頑張ろう」と前向きな気持ちになったりしてくれたら嬉しいです。企画の柱に「歌」を取り入れた理由について
感覚的に、人はビジュアル以上に、耳から入ってくる情報から感じ取るものがあるので、歌が良いなと思いました。作詞もエモーショナルな歌詞というより、状況というか、ある人がある人を想いながら綴る、ひとりごとのようなお手紙として書きました。その歌詞を、キヨサクさんに作曲・歌唱いただいて、さらに強いものになったと思います。「子が親を想う」「親が子を想う」をテーマに選ばれた理由について
それほどドラマチックなことが起こらない日常で、誰かを想うことって、すごく普通のことですよね。
親が子供を心配するとか、子供がたまに親のことを思い出して電話して、感謝の気持ちを言うとか、それ自体に独特なものはありません。でも、独特なものがないからこそ、そこが大事なんだと考えて、第1弾はたくさんの人が共感しやすい「親子」をテーマに選びました。「ひとのときを、想う。」のイメージについて
人のことを想う瞬間は誰にでもあると思いますが、その瞬間を持てるかどうかは、自分に余裕があるかどうかで、本当に余裕がないと、人のことなんて想えません。「ひとのときを、想う。」というのは、少し余裕を持ってみませんか、少し立ち止まってみませんか、少し休んでみませんかという提案でもあると思います。一生懸命、がむしゃらにやるのもいいけど、少し立ち止まって、時には逃げ出すこともあるかもしれないけど、そういう時こそ、自分のことだけじゃなくて、誰かのことを想い、そういう時間を大切にしようというコピーだと思います。