VRコンテンツのアワード『NEWVIEW AWARDS 2018』の新たな審査員と賞の続報が発表された。
『NEWVIEW』はロフトワーク、Psychic VR Lab、パルコによる共同プロジェクト。『NEWVIEW AWARDS』は新たな表現やカルチャー、ライフスタイルを追求し、「超体験のデザイン」を牽引する次世代クリエイターを発掘することを目的として立ち上げられた。同アワードでは、「DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE(超体験をデザインせよ!)」をテーマに、VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使用して制作・公開されたVRコンテンツを募集している。
新たに発表された審査員はクリエイターのデビッド・オライリー。エラーやノイズといった「グリッチ」を取り入れた表現を用いたCGアニメーション作品や、映画『her/世界でひとつの彼女』に登場する架空のビデオゲームの制作などで注目を集めた。
松武秀樹賞、PARCO賞、DELL賞の詳細も公開。「音楽が使われたVRコンテンツ」を対象とした松武秀樹賞の受賞者には、松武に自身の作品のための作曲を依頼できる権利と副賞を贈呈する。同賞にあわせて松武は、2曲のオリジナル音源“NEWVIEW1”“NEWVIEW2”をクリエイターに無償提供する。またPARCO賞はパルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利、DELL賞はゲーミングノートブックPC「ALIENWARE 15」を受賞者に贈る。
作品の募集期間は7月31日まで。1次審査を通過したファイナリストの作品は8月末に東京・渋谷のGALLERY X BY PARCOで実施する展覧会で紹介される。最終審査の結果は10月上旬に発表予定。