舞台『二十日鼠と人間』が10月3日から東京・新大久保の東京グローブ座、11月8日から大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
『二十日鼠と人間』は、『怒りの葡萄』『エデンの東』などで知られる『ノーベル文学賞』受賞作家ジョン・スタインベックが、自身の季節労働者としての体験をもとに執筆した作品。1937年に発表した同名小説を原作とし、スタインベック自身が戯曲化した。1930年代の世界大恐慌下のアメリカを舞台に、主人公ジョージに待ち受ける厳しい現実と相棒への想い、その想いゆえの葛藤と苦悩を描く。
ジョージ役に三宅健(V6)がキャスティング。演出は鈴木裕美が手掛ける。三宅と鈴木がタッグを組むのは舞台『第17捕虜収容所』以来、約10年ぶりとなる。共演者は花乃まりあ、中山祐一朗、姜暢雄、池下重大、瀧川英次、駒木根隆介、章平、藤木孝、山路和弘。チケットの一般発売は8月18日10:00からスタートする。
三宅は「ノーベル文学賞受賞者のジョン・スタインベックの優しさ、ユーモア、現実的で想像力のある世界観を共演者の方たちと力を合わせて精一杯演じたいと思います」とコメント。また鈴木は「三宅さんとは2008年の『第17捕虜収容所』以来10年ぶり、ご一緒するのは3回目になります。この10年、お互いがどのように成長できているのか、試される稽古場になると思います。緊張もしますが、とても稽古が楽しみです」と述べている。
三宅健(V6)のコメント
新しい作品との出会いは、新しい役者さんたちとの出会いでもあるので楽しみです。
ノーベル文学賞受賞者のジョン・スタインベックの優しさ、ユーモア、現実的で想像力のある世界観を共演者の方たちと力を合わせて精一杯演じたいと思います。
そして、演出家の鈴木裕美さんとは、10年振りにご一緒させて頂くので、鈴木さんの演出によって、また新たな自分に出会えることに期待を膨らませ今からドキドキワクワクしています。鈴木裕美のコメント
「二十日鼠と人間」は以前から、その世界の空気の中へ行ってみたいと思っていた戯曲です。
全ての優れた戯曲は孤独をテーマにしていると言われますが、登場人物が全員が孤独に喘ぐ様は、俳優にとって、とても演じがいのある戯曲だと思います。
三宅さんとは2008年の「第17捕虜収容所」以来10年ぶり、ご一緒するのは3回目になります。
この10年、お互いがどのように成長できているのか、試される稽古場になると思います。
緊張もしますが、とても稽古が楽しみです。
- イベント情報
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『二十日鼠と人間』
演出:鈴木裕美 原作:ジョン・スタインベック 翻訳:広田敦郎 出演: 三宅健 花乃まりあ 中山祐一朗 姜暢雄 池下重大 瀧川英次 駒木根隆介 章平 藤木孝 山路和弘 東京公演 2018年10月3日(水)~10月28日(日)全28公演 会場:東京都 新大久保 東京グローブ座 料金:S席8,800円 A席7,800円 B席5,800円 大阪公演 2018年11月8日(木)~11月11日(日)全5公演 会場:大阪府 森ノ宮ピロティホール 料金:8,800円関連リンク
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