No titleの新曲“超えて”が本日6月25日から配信。あわせて同曲のPVが公開された。
No titleはオーディション企画『LINEオーディション2017』の総合グランプリ受賞者。3人組の現役高校生バンドで、メンバーは青森・三沢出身のあんべ(Gt)、ほのか(Vo,Gt)、ポチ(ゆうと)(Pf)。
ほのかが作詞、あんべとポチ(ゆうと)が作曲を担当した“超えて”は、青森朝日放送のテレビ番組『めざせ甲子園2018』のテーマソングに起用。プロデュースはGReeeeNなどを手掛けたJINが担当している。公開されたPVは、No titleの地元である青森・三沢から3時間離れた十三湖でロケを実施。夏の制服を着用しているが、気温13℃という寒さの中で撮影されたという。
ほのか(No title)のコメント
ちょうど、そろそろオリジナルの曲を、それも今の私たちにしか作れない歌を作りたい、と話していた時に「めざせ甲子園 2018」のテーマソング作成のお話を頂きました。バンド結成から約1年でデビューに至り、あまりにトントン拍子に進んできた事への動揺とか、突然変わりだした自分たちの環境への焦りとか、そのおかげで手にいれた感動や感謝とか、色々な事を思い出して作りました。「今しか書けない詞」を書きたくて、等身大の自分と重ね合わせて出来た詞です。特に届けたいと思ったのは、高校球児や、部活や趣味を頑張る高校生でした。大きな舞台を目指して頑張っている人たちの苦しい努力や、挫折の経験は、きっと「消えない星のような」、最高の思い出に変わるはず。というメッセージを、自分たちのこの1年と重ねて、頑張る高校生と同じ目線で、届けたいと思いました。そういう意味では、「対 自分」のような曲でもあります。高校生ではない方にも、自分の歌として聴いてもらえると嬉しいです。「心に残っている、無数の傷痕も、捨てたものも、無駄にはしない」というフレーズは、私たちが応援したい人たちと、自分たちとがうまく重なるフレーズかなと思います。誰かが自分のために身を削って頑張ってくれたり、誰かと衝突して傷ついたり、傷つけたり、自分の時間や楽しみを捨ててきたり、頑張る人には必ず何かの犠牲が伴っていると思うんです。そういうものはきっと無駄にならない、無駄にしたくない、という気持ちでできた詞です。
他にも、「青い風」というフレーズは、熱く盛り上がった球場に、清涼な風がサーッと吹きわたるイメージでした。青森らしさというのも意識しました。「踏みしめて、走り出せ!」とか、「振り抜いた、指先に、光が灯る」とか、野球らしい表現も入れています。