映画『生きてるだけで、愛。』の特報映像とティザービジュアルが公開された。
11月9日に全国で公開される同作は、『第135回芥川龍之介賞』『第20回三島由紀夫賞』にノミネートされた本谷有希子の同名小説を映画化したもの。同棲中の恋人・津奈木に日常的に理不尽な感情をぶつけてしまう寧子と、彼女の怒りを静かにやり過ごす日々を送る津奈木の前に津奈木の元恋人・安堂が現れたことで、2人の関係に変化が訪れる、というあらすじだ。鬱に伴う過眠症で引きこもり気味の寧子役に趣里、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる津奈木役に菅田将暉、津奈木と別れるよう執拗に寧子に迫る安堂役に仲里依紗がキャスティング。
公開された特報映像には、乱雑に散らかった部屋で寝転がる寧子の姿や、わめき散らす寧子を津奈木が背中越しに抱き留める様子、寧子が涙を流しながら津奈木に寄りかかる場面、テーマソングに起用された世武裕子の“1/5000”の歌詞などが映し出されている。またティザービジュアルでは、うつむいた寧子と津奈木の横顔や、「ほんの一瞬だけでも、分かり合えたら。」というキャッチコピーなどが確認できる。
- 作品情報
-
『生きてるだけで、愛。』
2018年11月9日(金)から全国で公開監督・脚本:関根光才 原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫) テーマソング:世武裕子“1/5000” 出演: 趣里 菅田将暉 田中哲司 西田尚美 松重豊 石橋静河 織田梨沙 仲里依紗 配給:クロックワークス
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?