映画『今日も嫌がらせ弁当』の追加キャストが発表された。
2019年初夏に公開される同作は、八丈島に住むシングルマザーのかおりが、反抗期の高校生の娘・双葉に仕掛けた「キャラ弁」を巡る母娘を描く実話エッセイを映画化するもの。原作はAmebaブログに掲載された「ttkkの嫌がらせのためだけのお弁当ブログ」で、映画版はブログを書籍化した『今日も嫌がらせ弁当』をもとにオリジナルストーリーを脚色した内容となる。主人公のかおり役を篠原涼子、娘の双葉役を芳根京子が演じる。
今回出演が発表されたのは、東京に住むシングルファザーでかおりのブログの読者・岡野信介役の佐藤隆太、かおりの娘で双葉の姉・若葉役の松井玲奈、双葉の幼なじみで八丈太鼓に打ち込む山下達雄役の佐藤寛太(劇団EXILE)。
佐藤隆太は作品について「母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて...そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって」と明かしている。
松井玲奈は「篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします」、佐藤寛太は「劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チーム‘よされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです」とコメント。
佐藤隆太のコメント
母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて...そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって。渡す側の愛情と、受け取る側のちょっとした照れ、そしてワンテンポ遅れて伝わる感謝の気持ち。そんなお弁当を使ったキャッチボールの、どちら側の立場の方にも...それが現在進行形の方も、懐かしい思い出となっている方も共感して楽しんで頂ける作品になると思います!!
松井玲奈のコメント
私は春先に八丈島でクランクインしました。私が演じた若葉は、母と妹がやりあう中、一種のムードメーカーとして明るく楽しく演じさせていただきました。篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします。妹である芳根京子ちゃんとのシーンでは、監督から「姉妹に見えた」と言ってもらえて、ホッと安心もしました。物語が自分と重なるところもあり、多くの人に共感してもらえる作品になっていると思います。
佐藤寛太のコメント
今作で、山下達雄役を務めさせていただきました佐藤寛太です。僕のシーンの撮影は全編八丈島で行わせていただきました。春の島風に吹かれ、天候にも恵まれ達雄というどこまでも真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただくにあたり、これ以上無いという環境で塚本監督のもとノビノビとやらせていただきました。劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チームよされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです。是非劇場でご覧ください!
- 作品情報
-
『今日も嫌がらせ弁当』
2019年初夏に全国公開監督・脚本:塚本連平 原作:『今日も嫌がらせ弁当』(三才ブックス刊) 出演: 篠原涼子 芳根京子 松井玲奈 佐藤寛太 佐藤隆太 配給:ショウゲート
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?