特集上映『アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ 2018<船出の前に---もう一度アピチャッポン>』が、8月11日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。
タイ出身の映画監督で美術作家のアピチャッポン・ウィーラセタクン。2016年に東京・恵比寿の東京都写真美術館で個展『亡霊たち』を開催し、2017年には『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2017』で、舞台作品『フィーバー・ルーム』を上演した。『光りの墓』を発表して以来となる長編映画の次回作はコロンビアで撮影され、アピチャッポン・ウィーラセタクンのビデオインスタレーション作品に出演経験がある女優のティルダ・スウィントンが主演に決定している。
同イベントでは、アピチャッポン・ウィーラセタクンの映画作品を特集。上映されるのは『第63回ヴェネチア国際映画祭』に出品された2006年の作品『世紀の光』、『第63回カンヌ国際映画祭』のパルムドールを受賞した2010年の作品『ブンミおじさんの森』、『第68回カンヌ国際映画祭』のある視点部門に出品され、2016年に日本公開された『光りの墓』の全3作。さらに一部の回で、短編作品『国歌』や監督本人のメッセージ動画が上映される。
- イベント情報
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『アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ 2018<船出の前に---もう一度アピチャッポン>』
2018年8月11日(土・祝)~9月7日(金) 会場:東京都 渋谷 シアター・イメージフォーラム上映作品: 『世紀の光』(監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン) 『ブンミおじさんの森』(監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン) 『光りの墓』(監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン)
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