『絵本のひきだし 林明子原画展』が本日7月19日から東京・松屋銀座8階イベントスクエアで開催されている。
1945年に東京で生まれた絵本作家の林明子。『はじめてのおつかい』『こんとあき』や、角野栄子との共作『魔女の宅急便』第1巻の挿絵などで知られ、発行総数は1600万部を超える。
昨年から全国を巡回している林にとって初の大規模原画展の最後を飾る同展。「若きイラストレーターとして」「はじめてのおつかい」「ふくらむ作品世界」「林明子のものがたり」「様々な技法で」「そして、ひよこさん」の6章で構成され、約200点の原画を展示する。
展示作品には、『かみひこうき』『しゃぼんだま』といった初期の作品をはじめ、初の物語絵本で筒井頼子との共作『はじめてのおつかい』、『魔女の宅急便』、林が初めて文と絵を手掛けた『はじめてのキャンプ』、切り絵の手法を用いた『でてこい でてこい』、夫で児童文学者の征矢清との共作『ひよこさん』などがラインナップ。筒井とのエピソードやモデルになった子供たちとの制作秘話、ラフスケッチなども紹介される。
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『絵本のひきだし 林明子原画展』
2018年7月19日(木)~7月29日(日) 会場:東京都 銀座 松屋銀座8階イベントスクエア 時間:10:00~20:00(7月22日は19:30、7月27日は20:30、7月29日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで) 料金:一般1,000円 高校生700円 中学生500円 小学生300円