上映イベント『フリッツ・ラング監督特集』が7月21日から東京・シネマヴェーラ渋谷で開催される。
フリッツ・ラングはオーストリア出身の映画監督。1919年に『Halbblut』で監督デビューし、1927年にSF映画『メトロポリス』、1931年にトーキー作品『M』を発表した。1934年にフランスへ亡命。後にハリウッドに招聘され、『激怒』『ブルー・ガーディニア』、ベルトルト・ブレヒトが協力した『死刑執行人もまた死す』などを製作した。妻は脚本家のテア・フォン・ハルボウ。
同イベントでは『メトロポリス』をはじめ、『蝶々夫人』を翻案した『ハラキリ』、ナチス政権下で上映が禁じられた『怪人マブゼ博士』、実在した強盗犯ボニー・パーカーとクライド・バロウから着想を得た『暗黒街の弾痕』、エドワード・G・ロビンソン主演作『飾窓の女』、マリリン・モンローらが出演する『熱い夜の疼き』など24本を上映予定。『怪人マブゼ博士』のみ16ミリフィルムでの上映となる。
- イベント情報
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『フリッツ・ラング監督特集』
2018年7月21日(土)~8月17日(金) 会場:東京都 シネマヴェーラ渋谷上程予定作品: 『蜘蛛 一部二部』(監督:フリッツ・ラング) 『ハラキリ』(監督:フリッツ・ラング) 『死滅の谷』(監督:フリッツ・ラング) 『メトロポリス』(監督:フリッツ・ラング) 『スピオーネ』(監督:フリッツ・ラング) 『月世界の女』(監督:フリッツ・ラング) 『M』(監督:フリッツ・ラング) 『怪人マブゼ博士』(監督:フリッツ・ラング) 『激怒』(監督:フリッツ・ラング) 『暗黒街の弾痕』(監督:フリッツ・ラング) 『真人間』(監督:フリッツ・ラング) 『西部魂』(監督:フリッツ・ラング) 『マン・ハント』(監督:フリッツ・ラング) 『死刑執行人もまた死す』(監督:フリッツ・ラング) 『恐怖省』(監督:フリッツ・ラング) 『飾窓の女』(監督:フリッツ・ラング) 『スカーレット・ストリート』(監督:フリッツ・ラング) 『外套と短剣』(監督:フリッツ・ラング) 『扉の陰の秘密』(監督:フリッツ・ラング) 『ハウス・バイ・ザ・リバー』(監督:フリッツ・ラング) 『無頼の谷』(監督:フリッツ・ラング) 『熱い夜の疼き』(監督:フリッツ・ラング) 『ブルー・ガーディニア』(監督:フリッツ・ラング) 『ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ』(監督:フリッツ・ラング) 料金:一般1,200円 シニア1,000円 学生600円 中学生以下500円 会員800円
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