今秋にテレビ東京ほかで放送される連続ドラマ『天 天和通りの快男児』の追加キャストが発表された。
テレビ東京と動画配信サービスParaviがタッグを組んだ第1弾ドラマとなる同作は、福本伸行による麻雀漫画『天 天和通りの快男児』の実写ドラマ版。麻雀の請負業を営む天貴史と、天に憧れる井川ひろゆきが、日本の裏麻雀界の頂点を決めるために、神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげるや関西屈指の現役最強の雀士・原田克美に戦いを挑んでいくというあらすじだ。無類の勝負強さと強い意志を持つ博徒・天貴史役を演じるのは岸谷五朗。
今回出演が発表されたのは、アカギこと赤木しげる役の吉田栄作。「神域の男」「鬼神」「百年に一人の天才」と呼ばれ、何の後ろ盾もなく己の能力だけを頼りに生きてきた伝説の博徒というキャラクターだ。
吉田は、赤木のビジュアルについて「今回僕自身コミックの『赤木しげる』のビジュアルに近付こうと思いました。演者には気分的なものも大切で、ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています」とコメント。また初共演となる岸谷について「ビジュアル撮影の日にヘアメイクを終えた岸谷さんが現れた時、そこにはまさに『天』がいました!存在感ですね…今回も楽しみながらも熱い、背中でものを語る岸谷さんの天が今からとても楽しみです」と述べている。
吉田栄作のコメント
赤木しげるのビジュアルについて
今回僕自身コミックの「赤木しげる」のビジュアルに近付こうと思いました。演者には気分的なものも大切で、ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています。赤木の打つ麻雀や台詞は、経験から来る「自信」と「センス」そして風向きさえ味方にする「強運」で勝ち続けた裏付けのある結果なのだと思います。雀神とまで呼ばれる赤木には全く及びませんが、自分がこの世界で生き続けて来られた経験を台詞に投影してみたいと思っています。見どころについて
1番の見どころはやはり、天とひろゆきの師弟関係だと思います。ひろゆきは本来麻雀の世界にいなくても良かった青年…それを慮る(おもんぱかる)天ですが、運命が二人を引き寄せ、天の下で雀士として人として成長して行くひろゆき。時にその前に立ちはだかり、時に誰よりも心強い味方になる、赤木の存在にもご期待下さい。初共演の岸谷五朗について
岸谷五郎さんとは初めて共演させていただきます。天役が岸谷さんだと聞き、何と言うか…ぴったりだと思いました。ビジュアル撮影の日にヘアメイクを終えた岸谷さんが現れた時、そこにはまさに「天」がいました!存在感ですね…今回も楽しみながらも熱い、背中でものを語る岸谷さんの天が今からとても楽しみです。赤木しげるを演じた感想
クランクインしてから4日、僕は2日目からなんですけど、この間ずっとこの卓の前にいてずっと岸谷さん、天を目の前に牌のやりとり、心のやり取りをしっかりと交わせた感じがします。すごくいい3日間だったなと思います。赤木という役を演じる上では本当に不安、プレッシャーが大きかったんですが、なんかこうアカギが少しずつ入ってきている感じですかね、そんな感覚、動きがが出来た3日間でしたね。赤木しげるという人物を演じることについて
やっぱり麻雀、もちろん劇中の中でもカリスマでもあるでしょうし、コミックのファンの方々の中でもそうで、セリフ一つ一つが本当にこう元々重いのと、彼のこれまでの人生すべて詰まった一言一言が一局一局、一牌一牌に込められていると思うんです。だからそれをしっかりとやるために、これまでの自分の人生とかなんかそういうものをしっかり投影しないといけないかなと思います。松本拓プロデューサーのコメント
赤木しげるのキャスティングは正直相当悩みました。福本先生の作品では、確実に代表的なキャラクターであり、その圧倒的存在感、カリスマ性、崇高な雰囲気・・・全ての「凄み」を演じられる役者さんは誰なのか・・・。
悩みに悩み、タレント名鑑を眺めていたら、吉田栄作さんに出会いました。
吉田さんが持たれるオーラは赤木しげるに通ずるものがあり、「この人だ!」、そう思い速攻でオファーさせて頂きました。
ご快諾して頂いた時は本当に嬉しかったです。
既に撮影に入っておりますが、赤木しげるの再現度はかなりのものだと自負しています。
「吉田栄作版・赤木しげる」是非、ご期待下さい。
- 作品情報
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『天 天和通りの快男児』
2018年秋にテレビ東京、BSジャパンで放送、Paraviで配信監督:二宮崇、柴田啓佑、宮脇亮 脚本:根本ノンジ、政池洋佑、宮本正樹 原作:福本伸行『天 天和通りの快男児』(竹書房) 出演: 岸谷五朗 吉田栄作 ほか
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?