三宅唱監督の映画『きみの鳥はうたえる』のメインビジュアルと予告編が公開された。
9月1日から全国で順次公開される同作は、北海道・函館郊外の書店で働く「僕」と、失業中の静雄、「僕」と同じ書店で働く佐知子の人間模様を描いた青春映画。佐藤泰志の同名小説を原作に、舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として翻案した。語り手である「僕」役に柄本佑、「僕」と共に暮らす静雄役に染谷将太、2人の間で揺れる佐知子役に石橋静河がキャスティング。
公開されたメインビジュアルでは、「この夏が、いつまでも続くような気がした」というキャッチコピーと共に、光に包まれた柄本佑演じる「僕」、染谷将太演じる静雄、石橋静河演じる佐知子の姿が描かれている。
あわせて公開された予告編では、「僕」と佐知子がキスをする場面、その様子を「僕」と同居する静雄が見てしまい、静かに扉を閉める様子、「僕たち3人はいつも一緒にいた」という字幕と共に3人が夜通し酒を飲んだり踊ったりしているシーンが映し出されているほか、萩原聖人演じる本屋の店長の島田、渡辺真紀子演じる静雄の母親の姿も確認できる。
- 作品情報
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『きみの鳥はうたえる』
2018年9月1日(土)から新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開監督・脚本:三宅唱 原作:佐藤泰志『きみの鳥はうたえる』(河出書房新社 / クレイン) 音楽:Hi'Spec 出演: 柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi'Spec 渡辺真起子 萩原聖人 上映時間:106分 配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス
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