映画『遊星からの物体X』のデジタルリマスター版が、10月19日から東京・丸の内ピカデリーほか全国で公開される。
1982年公開の『遊星からの物体X』は、『ハロウィン』『ニューヨーク1997』などで知られるジョン・カーペンター監督が、1951年に公開されたハワード・ホークス製作による『遊星よりの物体X』をリメイクした作品。南極基地に現れた宇宙生物と12人の隊員たちの死闘を描く。原題は『THE THING』、原作はジョン・ウッド・キャンベル・ジュニアのSFスリラー小説『影が行く』。
主人公を演じたのはカート・ラッセル。未知の生物の造型は、『ロボコップ』『セブン』『ミッション:インポッシブル』などの特殊メイクアップアーティストのロブ・ボッティン、音楽はエンニオ・モリコーネが手掛けた。
約36年ぶりのスクリーン公開にあたって、黒沢清監督は「凄い特殊造形と、凄い俳優と、凄い音楽があれば凄い映画ができ上がる。他は何もいらない。それは、1982年カーペンターのこの作品によって実証された映画の基本原理だ」とコメント。
- 作品情報
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『遊星からの物体X』デジタルリマスター版
2018年10月19日(金)から丸の内ピカデリーほか全国で公開監督:ジョン・カーペンター 脚本:ビル・ランカスター 原作:ジョン・ウッド・キャンベル・ジュニア『影が行く』 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演: カート・ラッセル A・ウィルフォード・ブリムリー T・K・カーター デヴィッド・クレノン キース・デヴィッド リチャード・ダイサート チャールズ・ハラハン ピーター・マローニー リチャード・メイサー ドナルド・モファット ジョエル・ポリス トーマス・G・ウェイツ 上映時間:109分 配給:アーク・フィルムズ、boid関連リンク
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