ドキュメンタリードラマ『このマンガがすごい!』が、10月からテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送される。
同番組は俳優たちの好きな漫画への愛情や、漫画のキャラクターを演じる際の役作りへのアプローチにフォーカスを当てたドキュメンタリードラマ。漫画のコマに俳優が入るという特殊な方法で漫画を実写化するまでの過程を記録する。ナビゲーターを務めるのは蒼井優。監督は松江哲明が務める。また宝島社の書籍『このマンガがすごい!』とタッグを組むという。ゲスト俳優は後日発表される。
蒼井優は撮影を終えた感想として、「私がインタビューさせていただくんですけど、全然上手にできてなくて、でも皆さんすごく優しくて助けられました」とコメント。ゲストについては「私は今回10人の、イレギュラーで11人の役者さんにお会いして(笑)、かっこよくて愛おしいなと皆さんに対して思いました」と語っている。
蒼井優のコメント
撮影してみての感想
私がインタビューさせていただくんですけど、全然上手にできてなくて、でも皆さんすごく優しくて助けられました。普段役者同士でどういう風に役作りをするかとか、してきたかという話をすることがないので、皆さんがマンガ実写化にあたっての役作りをされているところを見学させてもらったのは貴重な経験でした。視聴者に向けての見どころ
私は今回10人の、イレギュラーで11人の役者さんにお会いして(笑)、かっこよくて愛おしいなと皆さんに対して思いました。ゲストに来て下さった方のすべてが映っているわけではないんですけど、皆さんの知らない部分や、めったに見られないような役作りの過程とかを見て頂けるので、見てくださった方が、ゲストの方をより好きになっていただけたら嬉しいなと思います。松江哲明監督のコメント
若手俳優がゲストに来た際、蒼井優が「あなたはこっち側に来ないでいいのに!」と言いました。
その時、私はその言葉に納得しつつも「ようこそ」と心の中で呟いたのです。
彼の前にこの番組に参加していたある先輩は獣の姿でオーディションを行い、また別のベテランは60を過ぎて小学生を演じ、または風俗嬢に教えを乞う芝居が好きで好きで仕方がない方もいました。「こっち側」とはそんな風に役と向き合う姿をカメラの前で晒すことです。
私は「こっち側」を初めて体験した若手を含め、役者とはなんと面白い存在なのかと気付かされ、そして彼、彼女らの原動力となったマンガ愛について考えさせられました。
この番組は蒼井優と11人の役者が平成最後の夏に経験した「こっち側」の記録です。藤野慎也プロデューサー(テレビ東京)のコメント
ドラマ、映画に関わらず昨今の映像作品は、その多くがマンガ原作で支えられていると言っても過言ではありません。マンガを実写化する上で、マンガファンの皆様の期待を裏切らない作品にすることは、作り手に課された使命であると言えます。と同時に、俳優の方々が世界観を壊さずマンガのキャラクターをいかに演じるかというのは、作品の出来を左右する重要な要素の一つです。そんな俳優の方々が、避けて通ることができなくなった「マンガの実写化」について考え、日頃培われてきた「演技論」を存分に活用して、好きなマンガのコマの中に入り、本気でキャラクターを演じられました。俳優さんたちの果敢な挑戦の全容をお楽しみください!そして、蒼井優さんはじめ、テレビ東京の深夜番組にはもったいない豪華な俳優の皆様にご出演いただきました。続報にご期待ください!
- 番組情報
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ドラマ25『このマンガがすごい!』
2018年10月に毎週金曜深夜24:52~25:23までテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送 監督:松江哲明 出演:蒼井優