『ユリイカ2018年9月臨時増刊号 総特集=山本直樹-「BLUE」「ありがとう」「ビリーバーズ」「レッド」から「分校の人たち」まで』が、本日8月29日に刊行された。
1984年のデビュー以来、『BLUE』『ありがとう』『ビリーバーズ』『堀田』など様々な作品を発表している漫画家・山本直樹。2010年に「あさま山荘事件」を題材にした『レッド』で『第14回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門優秀賞を受賞した。8月23日に『レッド』シリーズの完結作となる『レッド 最終章 あさま山荘の10日間』が発売された。
特集には山本直樹のロングインタビュー「職業としてのエロマンガ家」や単行本未収録のルポ漫画をはじめ、山本と会田誠の対談「描くことのアルス・エロティカ」、山本と黒田硫黄の対談「移りゆく時代と、われらがマンガ道」を掲載。また、後藤まりこ、ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)、姫乃たま、とり・みき、江口寿史らのエッセイのほか、大野安之、内田春菊、奥浩哉、町田ひらく、ふみふみこ、ゴトウユキコのオマージュイラストなどが紹介される。
そのほかの執筆陣には、永山薫、新野安、宮本直毅、杉本章吾、鶴田裕貴、小林坩堝、紙屋高雪、富永京子、足立加勇、岡聡、七里圭、篠原雅武、日高利泰、可児洋介、小泉義之、坂口周、川崎公平、稀見理都らが名を連ねる。
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