連続ドラマ『チャンネルはそのまま!』のキャストが発表された。
HTBの開局50周年ドラマとして制作される同作は、札幌のローカルテレビ局を舞台に、謎の採用枠「バカ枠」で入社した新入社員・雪丸花子が同期や上司を巻き込みながら繰り広げる日々を描いたコメディー。『動物のお医者さん』『おたんこナース』などで知られる札幌在住の漫画家・佐々木倫子による同名漫画が原作となり、ドラマは原作のモデルになったHTBが社屋を使って制作する。総監督は本広克行。『水曜どうでしょう』の藤村忠寿、嬉野雅道とタッグを組む。
主人公・雪丸花子役を演じるのは芳根京子。今年7月にHTBを訪れ、ニュース制作の現場やスタジオ生放送の様子などを見て回ったという芳根は「花子が育った北海道で実際に撮影できるので、豊かなみどりや明るく賑やかなスタッフさんたちに囲まれながら、美味しい空気や食べ物をたっくさん吸収して、濃ゆい花子の人生をスキップで進んでいきたいです」と意気込みを語っている。
また花子に振り回される同期の山根一役に札幌出身の飯島寛騎、同じく同期の新人アナウンサー・花枝まき役に宮下かな子がキャスティング。営業部員・服部哲太郎役を北海道を拠点に活動するボーイズユニットNORDの島太星、技術部員・橘誠一役をNORDの瀧原光、編成部員・北上隼人役を長田拓郎が演じる。さらに斎藤歩、大内厚雄、大鷹明良、ヨーロッパ企画、実川貴美子、藤尾仁志(オクラホマ)、根岸季衣が共演者に名を連ねるほか、ゲストとして泉谷しげる、酒井敏也、東京03、河野真也(オクラホマ)が出演。
撮影はHTBが新社屋に移転する9月15日にクランクイン予定。物語の舞台となるHHTV北海道★テレビは原作のモデルとなったHTBの現社屋、ライバル局のひぐまテレビは新社屋を使用する。
『チャンネルはそのまま!』は全5話から構成。2019年3月から北海道ローカルで放送されるほか、Netflixで先行配信される。
芳根京子のコメント
芳根京子、“テレビの人”になっちゃいます!
この度、とってもとってもおめでたい北海道テレビの開局50周年の記念ドラマ「チャンネルはそのまま!」でローカル局の新人記者・雪丸花子を務めさせていただきます!
「バカ枠」として採用された(ことを自分では知らない)花子は、鬱陶しいけど憎めないし、何故だかみんな気になっちゃう“天然記念保護動物”のような存在だとスタッフさんからお話を聞きました。原作も読ませていただき、今までの経験を「バカ枠」として発揮できることが楽しみで、待ち遠しくてたまりません!
花子が育った北海道で実際に撮影できるので、豊かなみどりや明るく賑やかなスタッフさんたちに囲まれながら、美味しい空気や食べ物をたっくさん吸収して、濃ゆい花子の人生をスキップで進んでいきたいです。
一人でも多くの方に「こいつ、大丈夫かな」と、ドキドキゲラゲラ楽しんでいただけたら嬉しいです。飯島寛騎のコメント
僕がこの仕事を始めた理由は、地元北海道に貢献したい、盛り上げたいということでした。今回北海道テレビ開局50周年記念ドラマという、節目の作品に自分が携わる事が出来て光栄に思います。普段なかなか知る事のないテレビの裏側や、登場人物のものづくりに対する姿勢などがわかりやすくリアルに表現されたストーリーになっています。大切なメッセージが沢山込められたこの作品、皆さんの中に深く印象に残るものになってくれるよう、撮影に取り組んで行きます!
HTBを見ていてお時間がありましたら、リモコンはいじらず是非「チャンネルはそのまま!」で!宮下かな子のコメント
漫画を読みながら、私も登場人物達と同じように、雪丸の魅力とパワーに完全に引き込まれてしまい、声を出して笑っていました。私自身、中学生の頃、アナウンサーの仕事に憧れていたので、花枝まき役としてこの作品に参加できることが本当に嬉しいです。花枝の抱く葛藤も含め、テレビ界で働く新人達のドタバタな毎日と、彼らの熱い情熱を、皆様に楽しくお届けできるように頑張りたいと思います。
連続ドラマに参加すること、原作のあるキャラクターを演じること、どちらも私にとって初めての経験となります。精一杯、全力で花枝まきとして生きようと思います。よろしくお願いします!
- 番組情報
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HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』
2019年3月から北海道ローカルで放送、Netflixで先行配信総監督:本広克行 監督:藤村忠寿、山本透、佐々木敦規、木村好克 脚本:森ハヤシ 原作:佐々木倫子『チャンネルはそのまま!』(小学館) 音楽:本間昭光 テーマ曲:Rihwa、寺久保エレナ“ハイタッチ(Rihwa ver.)” 出演: 芳根京子 飯島寛騎 宮下かな子 島太星 瀧原光 長田拓郎 斎藤歩 大内厚雄 大鷹明良 ヨーロッパ企画 実川貴美子 藤尾仁志(オクラホマ) 根岸季衣
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?