「西洋」から見た日本写真 書籍『日本写真史 1945-2017』に写真家25人登場

書籍『日本写真史 1945-2017 ヨーロッパからみた「日本の写真」の多様性』が10月19日に刊行される。

同書は、イギリス在住のキュレーターで、20世紀から21世紀における日本美術、写真の研究者レーナ・フリッチュが「西洋」の視点で日本写真史を解き明かした概説書。戦後のリアリズムや、1960年代の写真家集団「VIVO」、1990年代の「ガーリーフォト」ブームなど、様々な潮流や集団を生み出しながら発展してきた歴史を豊富な写真と解説で辿る。約70人の写真家による200点余りの作品が収録されている。

さらに著者が25人の写真家に日本語で行なったインタビューも収録。荒木経惟、安齋重男、石内都、伊島薫、大森克己、川内倫子、川田喜久治、北井一夫、澤田知子、志賀理江子、柴田敏雄、須田一政、鷹野隆大、土田ヒロミ、Tokyo Rumando、長島有里枝、蜷川実花、野村佐紀子、畠山直哉、HIROMIX、細江英公、森村泰昌、森山大道、吉行耕平、米田知子が登場する。日本語版の監修は写真評論家の飯沢耕太郎が務めた。

書籍情報

『日本写真史 1945-2017 ヨーロッパからみた「日本の写真」の多様性』

2018年10月19日(金)発売 監修:飯沢耕太郎 著者:レーナ・フリッチュ 価格:5,940円(税込) 発行:青幻舎

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