細川展裕の著書『演劇プロデューサーという仕事 「第三舞台」「劇団☆新感線」はなぜヒットしたのか』が10月25日に刊行された。
1958年に愛媛で生まれた演劇プロデューサーの細川展裕。レコード会社勤務を経て、1985年に幼なじみでもある鴻上尚史が主宰する劇団・第三舞台に参加し、2000年には劇団☆新感線を運営する株式会社ヴィレッヂの代表取締役に就任した。現在は会長を務める。
細川展裕にとって初の自叙伝となる同書は、「ロックと文学と三種の神器」「走り続ける第三舞台」「新感線という人生の大仕事」「未踏の70万人興行へ」「これからの演劇、私のこれから」の5章で構成。細川と鴻上による対談、細川、古田新太(劇団☆新感線)、いのうえひでのりによる鼎談も収録する。
同書の出演者は、古田に加えて、小栗旬、ムロツヨシ、阿部サダヲ、森山未來、池田成志、筧利夫、木野花、渡辺いっけい、デーモン閣下、三宅弘城、内野聖陽、佐藤アツヒロ、十代目松本幸四郎、堤真一、上川隆也、沢口靖子、生田斗真、森田剛(V6)、勝地涼、北大路欣也、堺雅人、早乙女太一、天海祐希、橋本じゅん、綾野剛、小池栄子、永作博美、賀来賢人、橋本さとし、羽野晶紀。
鴻上は「君がいて、僕がいた」、宮藤官九郎は「こんなにガッツリ自伝とは思わなかった。ただの“真顔でセクハラおじさん”じゃなかったんですね。細川さん、全部、言っちゃったね」、古田は「なぜ細川氏は『ウナギ』と呼ばれる様になったのか。その答えは本書に詰まっている。望月三起也先生ごめんなさい」とそれぞれ推薦コメントを寄せている。
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