上映企画『生誕百年 追悼特集 橋本忍映画祭』が11月3日から大阪・シネ・ヌーヴォで開催される。
1918年に生まれ、今年の7月に逝去した脚本家、映画監督の橋本忍。伊丹万作の弟子で、黒澤明、今井正、成瀬巳喜男、小林正樹、岡本喜八らの脚本を多く手掛けたほか、自らのシナリオを映画化した『私は貝になりたい』で1959年に監督デビューした。
上映作品には、橋本の監督作『私は貝になりたい1959』『南の風と波』『幻の湖』に加え、脚本で参加した森谷司郎監督の『日本沈没』、野村芳太郎監督の『砂の器』『八つ墓村』、成瀬巳喜男監督の『コタンの口笛』、今井正監督の『真昼の暗黒』、小林正樹監督の『上意討ち 拝領妻始末』、橋本が脚本の改訂を行なってリメイクした中居正広主演の2008年版『私は貝になりたい』など計20本がラインナップ。上映スケジュールなどの詳細はイベントの特設サイトで確認しよう。11月4日には春日太一をゲストに迎えたトークイベントを実施。
- イベント情報
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『生誕百年 追悼特集 橋本忍映画祭』
2018年11月3日(土・祝)~11月30日(金) 会場:大阪府 シネ・ヌーヴォ『生きとし生けるもの』(監督:西河克己) 『真昼の暗黒』(監督:今井正) 『女殺し油地獄』(監督:堀川弘通) 『私は貝になりたい1959』(監督:橋本忍) 『コタンの口笛』(監督:成瀬巳喜男) 『地図のない町』(監督:中平康) 『最後の切札』(監督:野村芳太郎) 『いろはにほへと』(監督:中村登) 『ゼロの焦点』(監督:野村芳太郎) 『南の風と波』(監督:橋本忍) 『白と黒』(監督:堀川弘通) 『その口紅が憎い』(監督:長谷和夫) 『上意討ち 拝領妻始末』(監督:小林正樹) 『首』(監督:森谷司郎) 『日本沈没』(監督:森谷司郎) 『砂の器』(監督:野村芳太郎) 『八つ墓村』(監督:野村芳太郎) 『幻の湖』(監督:橋本忍) 『旅路 村でいちばんの首吊りの木』(監督:神山征二郎) 『私は貝になりたい2008』(監督:福澤克雄) 料金: 前売 1回券1,200円 3回券3,000円 フリーパス券12,000円 当日 1回券一般1,500円 1回券学生・シニア1,100円 1回券会員1,000円 1回券高校生以下800円 3回券一般3,600円 3回券シニア3,000円 3回券会員2,700円 ※19:00以降の作品は1,000円関連リンク
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