TeddyLoidのニューアルバム『SILENT PLANET: INFINITY』の参加アーティストが発表された。
11月28日にリリースされる『SILENT PLANET: INFINITY』は、TeddyLoidが2015年から開始したコラボ企画で、「沈黙の惑星」を舞台としたストーリー仕立ての連作『SILENT PLANET』の完結編。11月14日には「DUBSTEP vs MC's」というコンセプトで制作された『SILENT PLANET: RELOADED』がリリースされる。
ゲーム、アニメ、ポップスといった要素を取り入れた「TeddyLoid流『EDMアルバム』」となる『SILENT PLANET: INFINITY』には、新たなコラボとしてReol&Giga、kradness、詳細不明の「元・天才」が参加。
また既発曲の新バージョンとして、マーク・パンサーが“Above The Cloud(INFINITY)with 小室哲哉 feat. マーク・パンサー”で、鈴木福とMASAKingが“Invisible Lovers(INFINITY)feat. IA, 鈴木福&MASAKing”で、DECO*27が“Searching For You(INFINITY)feat. 柴咲コウ&DECO*27”で、TORIENAが“Sleeping Forest(INFINITY)feat. ボンジュール鈴木&TORIENA”で、サイプレス上野が“Grenade(INFINITY)feat. 佐々木彩夏 from ももいろクローバーZ&サイプレス上野”でそれぞれコラボしたほか、米良美一本人が“もののけ姫”のリメイクに参加した。
さらに中田ヤスタカ(CAPSULE)との“Game Changers”や、DAOKOとの“ME!ME!ME!”、アイナ・ジ・エンド(BiSH)との“To The End”など既発曲は全てリメイクされているほか、“魂のルフラン(TeddyLoid 2014 Remix)”が初商品化。あわせてティザー映像が公開された。アルバムの特設サイトではコラボアーティストのコメントが掲載。
Reolのコメント
日本の音楽シーンにおいてフレンチ・エレクトロ・ダンスミュージックの第一人者である彼と、まさかこのタイミングでご一緒できるとは思わず光栄です。有難うございます。
今楽曲は「勝者」という主題をTeddyLoidさんより頂き、考え倦ねつつも負け犬根性旺盛にヴァースを蹴らせていただきました。このようなかたちで楽曲制作に挑むこと自体滅多にない機会ですので、とても新鮮な気持ちで制作に挑むことができました。TeddyLoidさん、Giga、両者のトラックメイクの鬩ぎ合いに出迎えられ、攻撃力の高い曲に仕上がりました。タイトルとは裏腹にむしろ、コンプレックスを持つ人にこそ刺さる楽曲に育ってくれることを願います。素敵な機会をくださったTeddyLoidさんと彼の音楽に最大の敬意を。Gigaのコメント
まずはアルバムリリースおめでとうございます。
TeddyLoidさんを最初に知ったのはMIYAVIさんとのリミックスアルバムのコラボでした。その当時自分はあまりエレクトロな曲を通らずに来ていたので、このアルバムを聞いた時とても衝撃を受けたのを覚えています。しかも同世代ということもあったので、Teddyさんの音源がリリースされる度に自分も頑張らなくてはという気持ちになりました。
そんな方と今回ご一緒させていただくということで、恐れ多いという気持ちもありつつとても光栄に思います。
楽曲に関してですが、トラックメイカーの方とコラボというものをしたことが無く不安もありましたが、とてもキャッチーに仕上がり、それぞれの色が出たバランスの良い形に落とし込めたのではないかなと思います。
非常に良い経験になりました。素敵な機会をありがとうございます。元・天才のコメント
もう天才は辞職するのですが、偶然Teddyさんと出会ってしまったのでやってしまいました。誰にも言えなかった記憶を曲にしました。静かな夜明けだけが……。
鈴木福のコメント
今回、TeddyLoidさんの曲にお箏で参加させて頂ける事になってとても嬉しかったです。
電子楽器と日本の伝統楽器である箏と尺八のコラボレーション。
対照的と思われがちですがとってもマッチしていて、とても素敵ですごく好きな曲になりました!!
まさに新しいジャンル誕生!!!
TeddyさんとMASAKingさん、僕の叔父である尺八の川村葵山、そして僕。
男4人でレコーディングもMV撮影も本当に楽しかったです。
とにかく皆さんカッコイイ!!
尺八もかなり良い感じです。
テディさんは僕を「福さん」と呼んでくれていたんですが、今度会う時には「福」とかせめて「福くん」にしてくださいって言いました(笑)
歌のレコーティングは何度か経験ありますが、お箏のレコーディングは初めてでとても緊張しました。
何度もトライさせてもらって、Teddyさんには本当に優しくしてもらいました。
もっとお箏の腕を上達させてまた一緒に演奏したいです。
また会えるのが楽しみです!マーク・パンサーのコメント
TeddyLoidから、曲にラップを入れて欲しいと言われた時、正直、少し迷った。
なぜなら、僕がメンバーであるグループ「globe」のボーカルKEIKOが数年前に歌えなくなってしまい、そしてTKが今年初めに引退。
事実上活動休止状態の中、DJとして一人で「globe」のリミックスを作り日本中、楽曲をつなぎ、ラップをしながらツアーをしている真っ最中だったからだ。
果たして新しい楽曲に心がこもるのであろうか?
どんな詩を書けばいいのか?
どんなラップをやればいいのか?
迷っていたんだ。
楽曲を聞いた時、何か懐かしいものを感じた。
Teddyからのメッセージが届き、以前彼とTKが制作した曲だと知った。
ドロップに入った時のメロディーが気持ちよすぎて、ウルっときてしまった。
その瞬間、自然とTKへの感謝の気持ちが詞になっていた。そしてこれからの音楽、新しい時代にTeddyが魔法をかける、そんな詞になっていた。
変わりゆくときの流れ、気持ちがいいから踊り、楽しいから歌う。
ラップも自然とこの曲にハマって行った。
音楽には国境も時代もない、忘れていた大切な事を思い出させてくれた曲だ。
このプロジェクトに参加させてくれた事を本当にありがたいと思う。
僕の迷いを、Teddy、そしてTKが吹っ飛ばしてくれた。
ありがとう。米良美一のコメント
TeddyLoidさんからの突然のオファーは、私の未来へ希望の光を照らします。“もののけ姫2018”の楽曲アレンジはかなり斬新で、そのうえ民族的な雰囲気もただよわせるこの作品が、私にはとても魅力的に思えます。TeddyLoidさんのやわらかなお人柄からはとても考えられない、鋭く攻めたその音楽に、もう私は片時も目が離せないのでした。
佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)のコメント
すっごくかっこよくてびっくりしちゃいました!
こんなにも印象の違う、かっこいい曲に生まれ変わるなんて、、、♡
ありがとうございますっ。
TeddyLoidさんとは、この間私たちの音楽番組にゲストで来ていただいて一緒にGrenadeを歌わせていただきました。
お会いしたことは何度かあったのですが、Grenadeを一緒に歌わせていただいたのは初めてだったので緊張しちゃいました。笑
でも一瞬で空気を作ってくださって、ももクロみんなTeddyLoid Worldに引き込まれちゃいました♡
サイプレス上野さんともよくご一緒させていただいたり、私たちの年越しライブに出ていただいたりしているので3人で仲良し共演が出来てうれしいですっ。笑
Grenadeの切ないメロディーと素敵な歌詞が大好きなんですが、新たな魅力がたくさん詰まったGrenadeたくさん聞いてくださいっ。アイナ・ジ・エンド(BiSH)のコメント
TeddyLoidさんの作る楽曲はどれも遊び心がいっぱいでちょっと闇を感じたりできて、大好きです。
ボーカルとして参加させていただいた楽曲「Break The Doors」は、サウンドが凶悪なイメージがあり、とても黒くて。でもリズムがしっかり体に滲んでくるのですが、そういったことを感じたのはTeddyさんとのコラボが初めてでした。
「TO THE END」は、アイナ・ジ・エンドとして初めてのソロでの参加でした。とても思い入れがあります。なにもわからない私に新しい表現の感覚をくださいました。耳に残るキャッチーなフレーズが特徴的な楽曲で、踊りたくなります。
たくさんの方々にTeddyLoidさんの作る世界観を味わってほしいです。DECO*27のコメント
アルバムリリースおめでとう!!
またTeddyくんの音楽に関わることができて嬉しいです。
初めて出会ってからもう8年経ちますね。
その間様々な形で共に音楽を作ってきましたが、今年でお互い10周年!早い。
音楽的にも人間的にも刺激をもらってます。
これからお互いがやりたいこと、重なることが多そうです。
再び!音楽を通して新しい場所に行けたらいいなと思ってます。
ぜひまたスタジオに遊びに来てね。音で遊びましょう。
アルバムリリースと10周年、本当におめでとう。サイプレス上野のコメント
初めて会ったのは俺がやっているラジオ番組にゲストで来てくれた時でした。非常にナイスガイで話しやすかったのと、楽曲をちゃんとチェックしてくれてて嬉しかったです!俺もTeddy君の曲や、別ユニットの曲もDJで流させてもらっていたので会えて嬉しかったのをハッキリ覚えています!KOHHの曲にも衝撃を受けたのと同時に「俺たちにも作って欲しい!」と思いつつも言い出せなかったのですが、まさかの逆オファーもらえて最COREでございます。あーりんと俺という組み合わせも提案もらって凄く面白く、楽しんでぶっかませました!まだまだたくさん作っていけたらです!!よっしゃっしゃっす〆
kradnessのコメント
今回の楽曲では作詞と歌唱を担当させて頂きました。デモ音源を聴いた時の衝撃と初期衝動が物凄かった事を覚えています。サウンドを聴いていて頭の中に湧き出た世界をストレートに、でも少しエモーショナルで哲学的に表現してみました。
タイトルの「NULL」はそれ単体だと“何もない・価値が無い・ゼロの”という意味ですが、プログラミング言語としては“文字列の終わりを教えてくれる”ということからこのタイトルにしました。
歌詞の世界観としては昨今起きている様々な災害や事件で犠牲になってしまった方々について、きっと“その方でなければならなかった理由”はひとつも無いんだと常々思っていて、そういった世の不条理や無念、人は産まれた瞬間から死=終わりに向かって少しずつ時間を消費していっているという事実を文字に打ち込んでみました。
サウンドの印象から水底にゆっくりと沈んでいくような光景が脳裏に焼き付いたので、普段前向きで明るいキャラクターな僕ですが、今回はあえて救いのない歌詞内容にしてみました。
Teddyさんのストイックな音作りとともに歌詞・歌唱も楽しんで頂ければ幸いです!
今回はこのような大変貴重で光栄な機会を頂きまして本当にありがとうございます!
また何か一緒に共作できる日を夢見て精進します!MASAKingのコメント
彼と初めて出会ったのは今から10数年前、TeddyLoidがまだTeddyだった頃だ。
マイク1本で鮮やかなパフォーマンスを披露してくれて、その場で即興セッションをした。
あの日のことは今でも鮮明に覚えている。
それから仕事でもプライベートでも交友が続き現在に至るのだが、人間味があり才能に溢れる彼は、常に私を楽しませてくれ刺激を与えてくれる大切な存在だ。
ー彼は音で遊んでいる。
いつからだろうか、少年のような無邪気な遊びが貫禄を感じさせる大人の遊びに変貌したのは…
今や音遊びで世界中の人を喜ばせている。
そして、各方面の豪華な顔ぶれが集結したこのモンスターアルバムのリリースは、その天性の遊び心と類い稀な社交性を持ち合わせている彼だからこそ実現可能なのだ。
TeddyLoidは日本の音楽シーンを牽引する存在としてさらに飛躍していくだろう。
今回の作品がその起爆剤になることを期待してやまない。
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