特集記事「アート×ブロックチェーン 未来の価値をつくるのは誰か?」が、昨日11月7日発売の『美術手帖12月号』に掲載されている。
同特集では、中央の管理機関なしにデジタルデータ上の「所有」と「価値の交換」を可能にするとされる技術基盤「ブロックチェーン」と、アートの未来を考察。計算機科学者の斉藤賢爾、施井泰平(スタートバーン)、保坂健二朗(東京国立近代美術館)による座談会や、斉藤賢爾の監修、クイックオバケの作画による「10年後の未来」と「50年後の未来」を描いたSF漫画、Goh Uozumiやサイモン・デニーといったブロックチェーンをテーマに作品を作るアーティストや、黒瀬陽平へのインタビューを掲載する。
また「アーティストが描く未来予想図」のコーナーには、やんツー、会田寅次郎、SIDE CORE、たかくらかずき、God Scorpionが登場するほか、アートとブロックチェーンをかけあわせて新たなプラットフォームを立ち上げる「ヴェリサート」「クリスティーズ」「スタートバーン」「ビットアーツ」「ザ・チェーン・ミュージアム」などのスタートアップ企業やオークション会社の取り組みを紹介。「ブロックチェーン基礎知識」では、技術解説やテクノロジー関連の世界の重要トピックと共に10年の歴史を掲載する。
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