映画『ファースト・マン』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
2019年2月8日公開の同作は、『ラ・ラ・ランド』『セッション』のデイミアン・チャゼル監督による新作映画。人類史上初の月面着陸計画を、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの視点から描く。主演を務めるのは『ラ・ラ・ランド』でもチャゼル監督とタッグを組んだライアン・ゴズリング。アームストロングの妻ジャネット役を映画『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作で主役を演じるクレア・フォイが演じる。
アームストロングに告げられる「ニール、きみは最高のパイロットだ。月に行ってくれ」という言葉から始まる予告編では、「辛い知らせだが、彼らは死んだ」と仲間の死が伝えられる場面や、「帰ってくるよね?」と尋ねる幼い息子に対して「そのつもりだよ」とアームストロングが答えるシーン、打ち上げのカウントダウンが開始され、ジャネットやNASAの局員たちが見守る中、アポロ11号が月に飛び立つシーン、宇宙空間でのアクシデントなどが確認できる。
またポスタービジュアルには「月への不可能な旅路を体験せよ。」「人類史上、最も危険なミッション」というキャッチコピーと共に、宇宙服を身に着け、空を見上げるアームストロングの横顔や、宇宙を目指し垂直に飛び立つロケットが写し出されている。
チャゼル監督は「当時の月面着陸計画は正気の沙汰とも言えるほど無謀でとにかく驚いた。彼らは何度も失敗を繰り返し、多大な犠牲を払っていたんだ。何が彼らを暗黒の宇宙へと駆り立て、彼らがどんな体験をしたのか、その時の鼓動や呼吸までをも完全に理解したいと思いながらこの映画を作った」とコメント。同作では、チャゼル監督にとって初のIMAXフィルム撮影が取り入れられている。
- 作品情報
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『ファースト・マン』
2019年2月8日(金)から全国公開監督:デイミアン・チャゼル 脚本:ジョシュ・シンガー 原作:ジェイムズ・R・ハンセン『ファーストマン:ニール・アームストロングの人生』 音楽:ジャスティン・ハーウィッツ 出演: ライアン・ゴズリング クレア・フォイ カイル・チャンドラー ほか 配給:東宝東和関連リンク
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