映画『雪の華』の予告編とポスタービジュアル、ムビチケビジュアルが公開された。
中島美嘉の同名楽曲をモチーフにした『雪の華』は、東京とフィンランドを舞台に、余命1年を宣告された美雪と、ガラス工芸家を目指す青年・悠輔の姿を描くラブストーリー。両親が出会ったフィンランドでオーロラを見ることと、初めての恋をすることを夢見る美雪が、ひったくりから助けてくれた悠輔に「100万円で1か月限定の恋人になること」を持ちかける、というあらすじだ。悠輔役を登坂広臣(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、美雪役を中条あやみが演じる。監督を橋本光二郎、脚本を岡田惠和が務めた。
公開された予告編では、美雪に「私の恋人になってください!」と懇願された悠輔が怪訝な表情を浮かべる姿や、2人が船上や水族館でデートする様子、街中を歩く悠輔が美雪の手を握る場面、美雪の「頑張ったんだよ、私。一生分頑張った」という言葉、美雪が悠輔の頬に触れるシーンなどが確認できる。ポスタービジュアルには、フィンランドの雪景色や、毛布に包まって寄り添う2人の姿、「100万円で、私の恋人になってください。1か月だけ――」というコピーなどが写し出されている。
またムビチケは、悠輔と美雪が雪の積もったフィンランドを背景に見つめ合う「冬のフィンランド編」、ドレスアップした2人や夜景が写し出された「夏のフィンランド編」の2種類を展開。あわせて「ムビチケオンライン券」の購入者限定プレゼントキャンペーンの内容も発表された。非売品のポスター、キャストサイン入りのポストカード、出演者が登壇予定のジャパンプレミアに招待するコースが用意されている。
橋本監督は2人のデートシーンについて、「一見怖そうな男子のダメな部分が垣間見えて、可愛いと感じたり、徐々にカッコいい顔が見えたり。お客さんが美雪に感情移入して、登坂広臣という役者と出会い直し、美雪と同じように彼と恋に落ちればいいなと思います」とコメント。
登坂は、フィンランドのロケを振り返って「過酷な撮影になりましたが、フィンランドならではの画をとることができました。走るシーンは、カメラが回っているときは平気だったんですが、終わってみたらめちゃめちゃ寒くて(笑)ただ大変だった分、すごくいいシーンになっていると思います」と語っている。
中条は「自分が出演した映画を見て涙が出るのは久しぶり」「美雪は今まで演じたことがないキャラクターで難しい部分もありましたが、登坂さんはすごく優しい方で、私が悩んでいるときもいつも悠輔でいてくれたのが本当にありがたかったです」と述べている。
『雪の華』は2019年2月1日から全国公開。
- 作品情報
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『雪の華』
2019年2月1日(金)から全国公開監督:橋本光二郎 脚本:岡田惠和 主題歌:中島美嘉“雪の華” 音楽:葉加瀬太郎 出演: 登坂広臣 中条あやみ 高岡早紀 浜野謙太 箭内夢菜 田辺誠一 配給:ワーナー・ブラザース映画
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Crossing??
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