マルグリット・デュラスの愛と苦悩描く『あなたはまだ帰ってこない』予告編

映画『あなたはまだ帰ってこない』の予告編が公開された。

2019年2月22日公開の同作は、『愛人/ラマン』などで知られるマルグリット・デュラスの自伝的小説『苦悩』の実写映画版。1944年、ナチス占領下のフランスを舞台に、レジスタンス運動家であった夫ロベール・アンテルムの帰還を待ち続けるマルグリット・デュラスの苦悩の日々を描く。原題は『La Douleur』。

予告編には、メラニー・ティエリー演じるデュラスが日記を綴る様子や、ブノワ・マジメル演じるゲシュタポの手先ラビエが「協力すればロベールの移送はなくなる」とデュラスに持ちかける場面、エマニュエル・ブルデュー演じるロベールが「マルグリット」と叫びながら移送されていくシーンに加えて、バンジャマン・ビオレ演じるレジスタンス運動のメンバー・ディオニスの姿、解放後のパリの街などが映し出されている。

作品情報

『あなたはまだ帰ってこない』

2019年2月22日(金)からBunkamura ル・シネマほか全国で順次公開
監督・脚本:エマニュエル・フィンケル 原作:マルグリット・デュラス『苦悩』 出演: メラニー・ティエリー ブノワ・マジメル バンジャマン・ビオレ グレゴワール・ルプランス=ランゲ エマニュエル・ブルデュー 上映時間:126分 配給:ハーク
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