公演『光の音:影の音 ―耳だけで聞くものなのか―』が、12月7日から東京・池袋のあうるすぽっとで上演される。
同公演は、生後7か月で聴力を失い、現在はロンドンを拠点に世界40都市以上で活動するダンスアーティストの南村千里の最新作。「視覚的に音を表現する可能性」を追求している南村千里は、2012年のロンドン・パラリンピックの開会式にもパフォーマーとして登場した。
『光の音:影の音 ―耳だけで聞くものなのか―』はアーティスティックディレクターを南村千里が務めるほか、伊藤キム、捩子ぴじん、aokidらが出演。公演に向けてワークショップを重ねたという4人が、手話や字幕も舞台を彩るアイテムとして用い、「きこえない音」を描き出す。
照明を佐々木真喜子、音響を佐藤こうじ、映像を須藤崇規、衣裳を田村香織、舞台監督を西川也寸志、手話通訳を橋本一郎がそれぞれ担当。チケットは現在販売中だ。
なお同公演は『東京芸術祭2018』の事業『としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム』内のプログラムとなる。
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『光の音:影の音 ―耳だけで聞くものなのか―』
2018年12月7日(金)~12月9日(日)全3公演 会場:東京都 池袋 あうるすぽっとアーティスティックディレクター:南村千里 出演: 伊藤キム 捩子ぴじん aokid 料金:一般3,500円 学生2,500円 高校生以下1,000円 豊島区民割引3,000円 障害者割引2,000円
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