12月14日に開業する東京・アップリンク吉祥寺パルコのオープニング企画が発表された。
アップリンク吉祥寺パルコは、アップリンクとパルコが共同で吉祥寺パルコにオープンする映画館。田口音響研究所が同館のために開発した平面スピーカーや、異なるデザインコンセプトの5つのスクリーン、計300席の座席を備え、世界の映画祭で話題を集める作品やアート系作品、インディーズ系の作品といった現在アップリンク渋谷で親しまれている作品群に加え、地域の人々が楽しむことのできるファミリー向けの作品が上映される予定だ。館内のBGMにはサイモン・フィッシャー・ターナーによるオリジナル音源“MUSIC FOR CINEMA LOBBY”を使用。
オープニング上映作品には『メアリーの総て』『ディア・ハンター 4Kデジタル修復版』『KICKS』、ハル・ハートリー監督の初期3部作『アンビリーバブル・トゥルース』『トラスト・ミー』『シンプルメン』がラインナップ。初日の12月14日には、鳴り物の持ち込み、発声が可能な観客参加型上映会『朝から晩まで絶叫・応援上映!』、12月23日には『第1回アカデミー賞』監督賞、主演女優賞、脚色賞を受賞した1927年公開のサイレント映画『第七天国』を柳下美恵のピアノ伴奏で鑑賞する『聖夜のピアノ de シネマ』、2019年1月6日には立川一門による新春落語会を行なう。
また、同日12月14日から5年分の「見逃した映画」100本以上を一挙上映する『見逃した映画特集 Five Years』や、同館のイメージビジュアルを手掛けたハービー・山口の写真展を開催。さらにセレクトブティックSisterのポップアップストアが展開するほか、吉祥寺パルコとのオープニングキャンペーンも実施される。『朝から晩まで絶叫・応援上映!』『見逃した映画特集 Five Years』のラインナップは11月26日に発表予定。
今回の発表とあわせてハービー・山口がモトーラ世理奈を撮り下ろしたイメージビジュアルの新バージョンが公開。本日11月17日からアップリンク渋谷、吉祥寺パルコ、都内映画館などで配布される。