映画『Emma 彼女の見た風景』が『エマの瞳』の邦題で2019年3月から東京・新宿武蔵野館、神奈川・横浜のシネマ・ジャック&ベティほかで公開。ポスタービジュアルが公開された。
『ヴェネチア国際映画祭』で初上映された同作は、イタリア・ローマを舞台に、自立した生活を送る盲目の女性・エマと、広告代理店に勤める臆病なプレイボーイ・テオの恋を描いた映画。恋人・グレタと交際し、仕事漬けの毎日を送るテオが、理学療法士の施術者として生きる盲目のエマに惹かれ、関係を深めていくも、ある日2人で共に過ごしているところをグレタと鉢合わせしてしまう、というあらすじだ。原題は『Il colore nascosto delle cose』。
監督を『ベニスで恋して』のシルヴィオ・ソルディーニ、脚本と原案をソルディーニのほか、リアーナ・レオンデフ、ダヴィデ・ランティエーリが務めた。出演者には『ヴェネチア国際映画祭』最優秀女優賞をこれまでに2度受賞しているヴァレリア・ゴリノ、『スウェプト・アウェイ』のアドリアーノ・ジャンニーニが名を連ねる。
公開されたポスタービジュアルには、上半身裸のキャストが向き合う姿や、「私たちには見えているのだろうか? 本当のことが」というコピーなどが写し出されている。
- 作品情報
-
『エマの瞳』
2019年3月から新宿武蔵野館、シネマ・ジャック&ベティほかで公開監督:シルヴィオ・ソルディーニ 脚本:シルヴィオ・ソルディーニ、ドリアーナ・レオンデフ、ダヴィデ・ランティエーリ 出演: ヴァレリア・ゴリノ アドリアーノ・ジャンニーニ 上映時間:117分 配給:マンシーズエンターテインメント
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?