ピエール・ルメートルのミステリー『天国でまた会おう』映画化、来春公開

映画『天国でまた会おう』が2019年春に東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

ピエール・ルメートルの小説『天国でまた会おう』の映画版となる同作は、1918年、休戦目前の西部戦線から帰還兵には冷たいパリに戻り、仕事も恋人も失ったアルベール、声を失ったエドゥアール、エドゥアールの想いを「通訳」する少女が、人生を巻き返すために国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てるが、そこには隠された目的があったというあらすじだ。原題は『Au Revoir Là-Haut』、英題は『SEE YOU UP THERE』。

小心者のアルベール役に同作の監督を務めたルベール・デュポンテル、画才に恵まれながら戦争で顔に重傷を負った御曹司のエドゥアール役にナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、2人の宿敵でもある上官のプラデル中尉役にローラン・ラフィット、画家になりたいというエドゥアールの夢を認めない父マルセル役にニエル・アレストリュプがキャスティング。脚本はデュポンテル監督と原作者のピエール・ルメートルが手掛けた。

同作はフランスの『セザール賞』で13部門にノミネートし、脚色賞や監督賞を含む5部門を受賞。原作はフランスの文学賞『ゴンクール賞』に輝いている。

作品情報

『天国でまた会おう』

2019年春にTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開
監督:アルベール・デュポンテル 脚本:アルベール・デュポンテル、ピエール・ルメートル 原作:ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』(ハヤカワ・ミステリ文庫) 出演: ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート アルベール・デュポンテル ローラン・ラフィット ニエル・アレストリュプ エミリー・ドゥケンヌ メラニー・ティエリー 上映時間:117分 配給:キノフィルムズ/木下グループ

関連リンク

  • HOME
  • Movie,Drama
  • ピエール・ルメートルのミステリー『天国でまた会おう』映画化、来春公開

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて