生田斗真と吉岡里帆が朗読、短歌から平成を振り返るNHK BS『平成万葉集』

短歌の番組『平成万葉集』が、1月2日にNHK BSプレミアムで放送される。

『平成万葉集』は平成に詠まれた無数の短歌の中から秀逸なものを紹介する番組。天皇皇后や歌人、ホームレスや短歌マニアの小学生まで、多様な立場の人々による短歌から、当時のヒット曲なども織り交ぜながら、平成の30年間を振り返る。短歌監修は京都大学卒の細胞生物学者でもある永田和宏が担当。

出演者は生田斗真と吉岡里帆。番組では不思議な空間で歌の朗読をしたり、短歌を詠む謎のタクシードライバーとして東京を彷徨ったりするという。

紹介予定の短歌は「一億のベッドの中でスマホ光りそれぞれの寂しさ満天の星」「四十路過ぎし子が嫁さんを欲しと言うパソコンなどで頼むことかよ」「ずさんなる仕事叱れば『ですよね』と同意も手抜きこの若き部下」「百二歳まで頑張ろうねとはげませば期限切るなと百歳の母」「『恐い事件あったね』『どの?』というような恐い時代になってしまった」「ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる」といったもの。

なお1月2日の放送は「プロローグ」となり、4月から5月に3本のシリーズが放送される予定だ。

生田斗真のコメント

平成は波乱万丈な時代だったと思います。私自身は昭和生まれですが、懐かしさを感じる要素もあります。平成の世の中を象徴する素敵な歌がたくさんありました。
平成の終わりを味わいつつ、次の時代をも感じながら、おうちでのんびり見ていただきたいです。

吉岡里帆のコメント

五七五七七という古くから日本にある短歌という形で、時代の過ぎゆく瞬間をかいま見ました。限られた言葉の中に、個々の思い、時代が見た景色、色とりどりの表情を見せてくれました。
皆さんも一緒に平成の万葉集の道をたどってみませんか?

番組情報

『平成万葉集』

2019年1月2日(水)21:00~22:29にNHK BSプレミアムで放送 出演: 生田斗真 吉岡里帆
  • HOME
  • Book
  • 生田斗真と吉岡里帆が朗読、短歌から平成を振り返るNHK BS『平成万葉集』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて