映画『トイ・ストーリー4』の日本語吹き替え版声優と日本版の特報映像、ティザーポスタービジュアルが公開された。
7月12日から公開される同作はピクサー・アニメーション・スタジオが製作するCGアニメーション『トイ・ストーリー』の最新作。1995年に公開されたシリーズ1作目は、長編劇場公開映画としては世界初のフルCGデジタルアニメーション作品だった。2010年の3作目では大学生になったアンディとウッディやバズたちの別れが描かれた。新作となる4作目には、新キャラクターの「フォーキー」が登場する。
『トイ・ストーリー4』吹き替え版の声優は、ウッディ役の唐沢寿明とバズ・ライトイヤー役の所ジョージをはじめ、カウガール人形のジェシー役を日下由美、ミスター・ポテトヘッド役を辻萬長、ミセス・ポテトヘッド役を松金よね子、ティラノサウルスのレックス役を三ツ矢雄二が続投。また、豚の貯金箱のハム役に咲野俊介、ダックスフントの形をしたスリンキー役に辻親八が新たにキャスティングされている。
唐沢は『トイ・ストーリー』シリーズについて「この作品を好きで居てくれる人が本当にたくさんいて、顔も似てきてる”っていう人もたまにいる。今でも子供たちに“ウッディ”ってよく呼ばれるくらい(笑)。『トイ・ストーリー』はシンプルでいて、でも決して子供向けということだけでなく、大人を納得させてしっかり感動できる作品」とコメント。新作に関しては「(新しい物語は)全く想像がつかないけど、本当に世界中で愛されていて、楽しみにして下さっている方がたくさんいるので、その期待を裏切らないように、繊細にやらなければいけないと感じています」と述べている。
所ジョージは「バズ・ライトイヤーは僕にとって相棒みたいな存在。20年以上声をやらせてもらって、こんなに嬉しいことはないですよね。最初の『トイ・ストーリー』を観た小学生がもう30歳、40歳になっているわけで、その人たちが自分の子どもたちに『トイ・ストーリー』を観せて…と、バズ・ライトイヤーは未来永劫続きます!」「本当にあらゆる世代から待ち望んでもらえる作品で、自分自身も楽しみで仕方ないし、ぜひ期待してもらいたいです!」と意気込みを語っている。
公開された特報では、手を繋ぐキャラクターたちの姿や、新キャラクターのフォーキーが「僕だけ場違いだ!」と慌てて手を離す様子、ウッディの「俺のブーツにゃガラガラヘビ!」、バズ・ライトイヤーの「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」という言葉、バランスを崩したキャラクターたちがバラバラになる様子などが確認できる。ティザーポスタービジュアルにはタイトルのロゴやウッディの姿、「これは、『トイ・ストーリー』史上最大の奇跡――」というコピーなどが写し出されている。
- 作品情報
-
『トイ・ストーリー4』
2019年7月12日(金)から全国公開 監督:ジョシュ・クーリー 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン