映画『芳華-Youth-』が4月から東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。
本国中国では公開から1か月で約230億円のヒットを記録した同作は、文化大革命や毛沢東の死、中越戦争など国を揺るがす事件が立て続けに発生した1970年代の中国を舞台に、時代の波に翻弄されながらも逞しく生きる若者たちの青春を描いた作品。歌や踊りで兵士たちを慰労する歌劇団・文工団に17歳で入団した農村出身のシャオピンと、彼女の唯一の支えである模範兵のリウ・フォンの何十年にもおよぶ関係を軸に、文工団の若者たちの初恋と交錯する想いを映し出す。
メガホンを取ったのは『女帝エンペラー』『戦場のレクイエム』『唐山大地震』などの作品を手掛けているフォン・シャオガン。原作は『シュウシュウの季節』や『妻への家路』で知られるゲリン・ヤンの作品だ。
夢と希望を抱いて文工団に入団するも周囲と馴染めずにいるシャオピン役を演じるのはミャオ・ミャオ。シャオピンが一途な想いを寄せるリウ・フォン役は、染谷将太主演の『空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎』に出演したホアン・シュエンが演じている。
- 作品情報
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『芳華-Youth-』
2019年4月から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開監督:フォン・シャオガン 脚本・原作:ゲリン・ヤン 音楽:チャオ・リン 出演: ホアン・シュエン ミャオ・ミャオ チョン・チューシー ヤン・ツァイユー 上映時間:135分 配給:アット エンタテインメント
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?