映画『エマの瞳』の公開初日が3月23日に決定。あわせて予告編と場面写真が公開された。
『ヴェネチア国際映画祭』で初上映された同作は、イタリア・ローマを舞台に、自立した生活を送る盲目の女性・エマと、広告代理店に勤める臆病なプレイボーイ・テオの恋を描いた映画。恋人・グレタと交際し、仕事漬けの毎日を送るテオが、理学療法士の施術者として生きる盲目のエマに惹かれ、関係を深めていくも、ある日2人で共に過ごしているところをグレタと鉢合わせしてしまう、というあらすじだ。エマ役にヴァレリア・ゴリノ、テオ役にアドリアーノ・ジャンニーニがキャスティング。
予告編では「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と呼ばれる暗闇の空間で視覚以外の感覚を使って体感するワークショップのシーンや、エマ、テオ、グレタの3人が鉢合わせする場面に加えて、「でも見えると難しい。見えたままが全てだから」というエマのセリフなどが確認できる。場面写真には、バイクに2人乗りしているエマとテオや、目が不自由な少女ナディアの姿、エマとテオが肌を合わせる様子などが写し出されている。
- 作品情報
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『エマの瞳』
2019年3月23日(土)から新宿武蔵野館、シネマ・ジャック&ベティほかで公開監督:シルヴィオ・ソルディーニ 脚本:シルヴィオ・ソルディーニ、ドリアーナ・レオンデフ、ダヴィデ・ランティエーリ 出演: ヴァレリア・ゴリノ アドリアーノ・ジャンニーニ 上映時間:117分 配給:マンシーズエンターテインメント関連リンク
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