映画『まく子』の本ポスタービジュアルが公開された。
3月15日から公開される『まく子』は、西加奈子の同名小説を実写化した作品。小さな温泉街に住む小学5年生の少年サトシが、不思議な魅力を持つ転入生の美少女・コズエと出会い、彼女に秘められた秘密を知ることで、今まで見てきた世界が塗り替えられ、少しだけ大人へと近づいていく様が描かれる。サトシ役に14歳の山崎光、「ある星から来たの」と秘密を明かすコズエ役に13歳の新音、女好きなサトシの父・光一役に草彅剛、サトシを温かく見守る母・明美役に須藤理彩がキャスティング。監督、脚本は鶴岡慧子が務めた。
本ポスタービジュアルには、「大人になりたくない僕が恋をした不思議な少女。彼女がまく奇跡に世界は美しく輝きだす」というキャッチコピーと共に、コズエ、サトシ、光一、明美らの姿が写し出されている。
原作者の西加奈子は「明日へ、そして次の世代へと繋がっていく“再生”の象徴としての『撒く』という行為が、映画の中で、はっとするくらいみずみずしく、鮮やかに描かれていて、思わず涙しました」とコメント。
明日12月28日からムビチケカードが発売開始。先着で西加奈子の手描きイラスト入り「想いをまく一筆箋」がプレゼントされる。
西加奈子のコメント
明日へ、そして次の世代へと繋がっていく“再生”の象徴としての「撒く」という行為が、映画の中で、はっとするくらいみずみずしく、鮮やかに描かれていて、思わず涙しました。
- 作品情報
-
『まく子』
2019年3月15日(金)からテアトル新宿ほか全国公開監督・脚本:鶴岡慧子 原作:西加奈子『まく子』(福音館書店) 主題歌:高橋優“若気の至り” 出演: 山崎光 新音 草彅剛 須藤理彩 配給:日活
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?