6月21日から公開される湯浅政明監督の新作アニメーション映画『きみと、波にのれたら』の主演声優が発表された。
海辺の町を舞台にした同作は、消防士の青年・港とサーファーの大学生・ひな子のラブストーリー。港が事故で命を落としまい、ひな子は海が見られなくなるほど憔悴するが、ある日ひな子が2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる、というあらすじだ。脚本を吉田玲子、音楽を大島ミチルが担当する。
命を落としても恋人の前に現れ、彼女を支えようとする雛罌粟港役を演じるのは、声優初挑戦となる片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)。向水ひな子役を川栄李奈が演じる。同作では「歌」が重要な鍵になっており、作中で片寄と川栄が2人で歌うシーンも登場する予定だという。
片寄涼太は「声優初挑戦なので、体当たりの気持ちで、皆さんから一つ一つ学びながら、周りの皆さんと一緒になって雛罌粟港という男を作り上げていけたらなと思いました」とコメント。
川栄李奈は「本作はラブストーリーだけではなく、落ち込んでいる方だったり、元気がない方が『あ、なんか頑張ろう!』という気持ちになれる作品だと思うので、本当に色んな方に観てほしいなと思います」と述べている。
また湯浅政明監督は「2人が戯れに歌を口ずさむシーンでは『1人で映画館に来ると辛いのではないか』と思うほどのアツアツぶりが録れたので、ぜひ、このバカップルと呼べるほどの愛らしい2人の恋を劇場に見に来て欲しいですね」と明かしている。
片寄涼太のコメント
声優初挑戦なので、体当たりの気持ちで、皆さんから一つ一つ学びながら、周りの皆さんと一緒になって雛罌粟港という男を作り上げていけたらなと思いました。ラブストーリーではありますが、一人一人が成長していく部分もとても大事で、観てくださった方が勇気をもらって、背中を押されるような作品になればいいなと思います。
川栄李奈のコメント
声のお仕事を頂くのは本当にありがたいことだなと思っています。アフレコは毎回すごく難しいなと思うので、今回も分量がすごい多いと言われていたのでちょっとドキドキしていました。本作はラブストーリーだけではなく、落ち込んでいる方だったり、元気がない方が「あ、なんか頑張ろう!」という気持ちになれる作品だと思うので、本当に色んな方に観てほしいなと思います。
湯浅政明監督のコメント
片寄さん演じるミナトを聴きながら画面を見てると、率直に「港が色男になった!」と感じ、川栄さん演じるヒナコを聞いていると「ひな子が等身大で魅力的な女性になった!」と思いました。2人が戯れに歌を口ずさむシーンでは「1人で映画館に来ると辛いのではないか」と思うほどのアツアツぶりが録れたので、ぜひ、このバカップルと呼べるほどの愛らしい2人の恋を劇場に見に来て欲しいですね。
- 作品情報
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『きみと、波にのれたら』
2019年6月21日(金)から全国公開監督:湯浅政明 脚本:吉田玲子 音楽:大島ミチル アニメーション制作:サイエンスSARU 声の出演: 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 川栄李奈 配給:東宝
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?