映画『ザ・バニシング -消失-』が4月12日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。
1988年に公開され、同年『オランダ映画祭』で最優秀作品賞を受賞した同作。突然消えた恋人を捜すなかで執念と亡霊に取り憑かれたかのように追い詰められていく男と、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から歪んだ「実験」に手を染める男の姿を描くサイコサスペンスだ。日本の劇場で公開されるのは今回が初めて。
監督は『マイセン幻影』『ダーク・ブラッド』などのジョルジュ・シュルイツァー。1993年には『ザ・バニシング -消失-』を自身の手でハリウッドリメイクしている。スタンリー・キューブリックはオリジナル版を3回鑑賞し、「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と絶賛したという。
- 作品情報
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『ザ・バニシング -消失-』
2019年4月12日(金)からシネマート新宿ほか全国順次公開監督・脚本:ジョルジュ・シュルイツァー 原作:ティム・クラッベ 音楽:ヘンニ・ヴリエンテン 出演: ベルナール・ピエール・ドナデュー ジーン・ベルヴォーツ ヨハンナ・テア・ステーゲ グウェン・エックハウス 上映時間:106分 配給:アンプラグド
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Crossing??
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