台風被害を受けた大阪の銭湯を支援、クラウドファンディング始動

クラウドファンディングプロジェクト「台風21号の被害を受けた大阪の銭湯を支援しよう。」が、本日1月28日からCAMPFIREでスタートした。

昨年9月に発生した平成30年台風第21号。大阪府内では約400軒の銭湯のうち7割が、煙突や屋根が壊れるなどの被害を受けたという。大阪北部地震後には無料入浴などの災害現場支援を行なうなど地域貢献もしてきた大阪の銭湯だが、現在は10数軒が休業中で、4軒が廃業に追い込まれている。

クラウドファンディングプロジェクトはウェブメディア「東京銭湯- TOKYO SENTO -」を運営する株式会社東京銭湯が、大阪府公衆浴場組合と共同で実施するもの。資金面での支援だけでなく、「再開に向かう銭湯を応援したい」という銭湯好きの声を銭湯経営者に届けることも目的として掲げている。

支援のリターンには、小野美由紀による銭湯が舞台の青春群像小説『メゾン刻の湯』の直筆サイン本のプレゼントをはじめ、バスクリンセット、「おふろ行こか」Tシャツおよびタオル、番頭1日体験などが用意されている。企業におすすめのリターンとして、銭湯貸切や3つの銭湯でのサンプリング開催、のれん掲載なども挙げられている。クラウドファンディングは4月17日まで実施。

さらに都内をはじめ日本各地の有志銭湯では限定ステッカーを販売。販売価格500円のうち300円が支援金となる。有志銭湯の一覧はCAMPFIREのプロジェクトページで確認しよう。

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