マルクス・ガブリエルのドキュメンタリー番組が、2月2日24:00からNHK Eテレで再放送される。
1980年生まれのマルクス・ガブリエルはドイツの哲学者。史上最年少となる29歳でボン大学の正教授に就任し、「新実在論」を提唱する。著書に『なぜ世界は存在しないのか』がある。
再放送されるのは、『BS1スペシャル「欲望の時代の哲学~マルクス・ガブリエル 日本を行く~」』と、『欲望の哲学史 序章~マルクス・ガブリエル、日本で語る~』の2番組。
昨年7月にBS1で放送された『BS1スペシャル「欲望の時代の哲学~マルクス・ガブリエル 日本を行く~」』は、東京、京都、大阪を訪れたガブリエルが様々な人々と対話する姿を捉えた番組。ロボット研究者・石黒浩との対談をはじめ、街中で偶然相席になった女性たち、仕事帰りのビジネスマン、タクシーの運転手らの悩みに答える様子などを捉えている。國分功一郎、千葉雅也も出演する。
12月にNHK Eテレで放送された『欲望の哲学史 序章~マルクス・ガブリエル、日本で語る~』は、ガブリエルが独自の視点で戦後から現在に到る哲学史を語る番組。実存主義、構造主義、ポスト構造主義、さらに自身が掲げる「新実在論」について解説する。ナレーションを新井麻希が務めた。
なお『BS1スペシャル「欲望の時代の哲学~マルクス・ガブリエル 日本を行く~」』の内容を書籍化した『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』が12月に刊行されている。
- 番組情報
-
『BS1スペシャル「欲望の時代の哲学~マルクス・ガブリエル 日本を行く~」』
2019年2月2日(土)24:00~24:49にNHK Eテレで放送出演: マルクス・ガブリエル 石黒浩 國分功一郎 千葉雅也- 番組情報
-
『欲望の哲学史 序章~マルクス・ガブリエル、日本で語る~』
2019年2月2日(土)24:49~25:35にNHK Eテレで放送出演:マルクス・ガブリエル 語り:新井麻希- 書籍情報
-
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?