映画『愛がなんだ』の本予告編が公開。あわせて主題歌にHomecomingsの新曲“Cakes”が起用されることがわかった。
4月19日から公開される同作は、角田光代の同名小説が原作。一目惚れしたマモルを一途に追いかけ、自分の時間を全てマモルに捧げるも、都合のいい女だと思われていることを自覚している28歳のOL・テルコと、彼女を取り巻く様々な人物を描く恋愛群像劇だ。テルコ役を岸井ゆきの、マモル役を成田凌が演じる。
“Cakes”を使用した予告編では、テルコとマモルが共に歯を磨いたり、マモルがテルコの髪を洗ったりするシーンや、「好きになるようなとこなんて無いはずなのにね」「なんだと、こら」とベッドで2人が脚をぶつけあう様子、マモルがテルコに江口のりこ演じるすみれを紹介する場面に加えて、深川麻衣演じるテルコの親友・葉子、若葉竜也演じるナカハラの姿などが確認できる。「全部が好き。でもなんでだろう、私は彼の恋人じゃない。」という新たなキャッチコピーが添えられた本ビジュアルも公開。
“Cakes”など全4曲を収録したHomecomingsのシングル『Cakes』は4月17日にリリース。昨年に東京・渋谷CLUB QUATTROで行なわれたライブ映像から数曲を収めたDVDが付属する。リリースにあわせて、4月20日に東京・鶯谷の東京キネマ倶楽部、4月26日に大阪・umeda TRADで自主企画イベント『SLOW SUMMITS』を開催。通常のライブセットに加えて、ストリングス隊を迎えた8人編成の「Homecomings Chamber Set」での演奏も披露される。
Homecomingsのコメント
こんな風にまどろっこしくて愛おしくて、なんだかかっこ悪いけど人ごとじゃないような恋を二時間ちょっとの映画の中に収められるのは今泉監督だけなんじゃないかな、と思いました。
私の歌でも僕の歌でもないし、君の歌でもないけれど、マモちゃんにとってもテルコにとっても、ナカハラくんにも葉子にも、それがまるで自分のことのように思える歌にしたかったのです。
- 作品情報
-
『愛がなんだ』
2019年4月19日(金)からテアトル新宿ほか全国で公開監督:今泉力哉 脚本:澤井香織、今泉力哉 原作:角田光代『愛がなんだ』(角川文庫) 主題歌:Homecomings“Cakes” 出演: 岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子 江口のりこ 配給:エレファントハウス- リリース情報
-
Homecomings(CD+DVD)
2019年4月17日(水)発売 価格:1,944円(税込) 品番:PECF-1169
『Cakes』
関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?