映画『ファースト・マン』への著名人からのコメントが発表された。
『第91回アカデミー賞』録音賞、音響編集賞、視覚効果賞、美術賞の4部門にノミネートしている同作は、『ラ・ラ・ランド』『セッション』のデイミアン・チャゼル監督による新作映画。人類史上初の月面着陸計画を、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの視点から描く。
主演は『ラ・ラ・ランド』でもチャゼル監督とタッグを組んだライアン・ゴズリング。アームストロングの妻ジャネット役を映画『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作で主演を務めたクレア・フォイ、指揮官ディーク役をカイル・チャンドラーが演じた。公開は2月8日。
同作にコメントを寄せたのは、宇宙飛行士の山崎直子、ニール・アームストロング船長の次男であるマーク・アームストロング、『宇宙兄弟』の小山宙哉、新藤晴一(ポルノグラフィティ)、町山智浩、宇野維正。
山崎直子、小山宙哉、新藤晴一のコメント動画もあわせて公開。山崎直子は「感動するところ、共感するところが多々あって本当に見入ってしまいました。過酷な宇宙の状況と日常のごくありふれた景色の対比がとてもリアルだなと思いました」とコメント。小山宙哉は「宇宙への夢と憧れとフロンティア精神は、時代が変わっても変わらない。宇宙兄弟の作品の中でも、月という壮大な現場で家族とか自分の中にある大切なものを思い出すというのは共感した部分ですね」、新藤晴一は「見上げるしかなかった月に本気で行こうと考えてた人がいるというひとつの人間の強さ、想像力の強さ、具現化する力みたいなものを感じました」と語っている。
マーク・アームストロングのコメント
1969年の当時を巧妙に描いていて素晴らしい出来だと思います。
月面着陸がどの位大変なことだったのかをこの映画を観て理解して欲しいです。
そして、何か善行を成し遂げる時には多くの努力、忍耐、献身が必要ということ。
これは父が私に残してくれた財産でもあり、若い世代にも理解してもらいたいことです。町山智浩のコメント
CGなしのフィルム撮影、アナログシンセやテルミンによる音楽で、1969年のリアルに迫る。
これは映画というより、もはや“体験“だ!宇野維正のコメント
これまでのどの作品とも似ていないデイミアン・チャゼル作品。
これまでのどの作品でも見せたことがないライアン・ゴズリングの静かな名演。
つまり、全映画ファン必見!
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『ファースト・マン』
2019年2月8日(金)から全国公開監督:デイミアン・チャゼル 脚本:ジョシュ・シンガー 原作:ジェイムズ・R・ハンセン『ファーストマン:ニール・アームストロングの人生』 音楽:ジャスティン・ハーウィッツ 出演: ライアン・ゴズリング クレア・フォイ カイル・チャンドラー ほか 配給:東宝東和
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