『劇場版「若おかみは小学生!」オリジナルサウンドトラック』が3月27日にリリースされる。
昨年公開された『若おかみは小学生!』は、令丈ヒロ子と亜沙美による同名児童文学シリーズをアニメーション映画化したもの。交通事故で両親を亡くし、祖母の温泉旅館「春の屋」で暮らすことになった小学6年生の「おっこ」こと関織子が、「ユーレイ」のウリ坊やライバルの秋野真月に助けられながら、若女将として奮闘する様を描く。声の出演者は、小林星蘭、水樹奈々、松田颯水、薬丸裕英、鈴木杏樹、ホラン千秋、設楽統(バナナマン)、山寺宏一。
『劇場版「若おかみは小学生!」オリジナルサウンドトラック』には、鈴木慶一が手掛けた劇中音楽をはじめ、藤原さくらが歌う主題歌“また明日”、おっこ役の小林星蘭が歌う挿入歌“ジンカンバンジー ジャンプ!”など全37曲を収録。ジャケットは高坂希太郎監督による描き下ろし。
鈴木は「劇場版『若おかみは小学生!』では、アニメであるということ、主人公が小学生であるということ、子供たちが観るであろうということ、それを頭に置いて作曲しました。抽象的な音楽よりも、鮮明なメロディがある音楽を作ってみました。まるで『MOTHER』というゲーム音楽を作った時のように。実写の映画とはアニメは色彩が大きく違います。それも意識しつつカラフルな音楽を目指しました」とコメント。
また小林は「これまで映画を観ていただいた方々には、『目と耳』で作品を体感してもらっていましたが、今度は耳で集中して『若おかみは小学生!』を体感していただけたらなと思います。今はこれらの音楽たちが『サウンドトラックになってくれて、ありがとうございます』っていう気持ちなんです。楽しみに待っていて下さい!」と述べている。
鈴木慶一のコメント
劇場版「若おかみは小学生!」では、アニメであるということ、主人公が小学生であるということ、子供たちが観るであろうということ、それを頭に置いて作曲しました。抽象的な音楽よりも、鮮明なメロディがある音楽を作ってみました。まるで「MOTHER」というゲーム音楽を作った時のように。実写の映画とはアニメは色彩が大きく違います。それも意識しつつカラフルな音楽を目指しました。もちろん、各々の曲によっては抽象的な音も多数入ってますが、メインのテーマはメロディがあるものにしました。
本編では流れなかった部分も収録してありますので、そこをお楽しみ下さい。映画では総合的な音(サウンドエフェクトも含めて)として成り立ってますので、多少ですが長さを変えたり、耳で聴いて不自然でないものに作り足したものもあります。
今回映画の主題歌になっている藤原さくらさんの「また明日」は聴いた瞬間に、これは素晴らしい、このエンディングに繋ぐためにどうしたらいいかを考えました。結果、藤原さんの声で新たに塗り替えられた時間が足されました。とてもいい結果です。
おっこ役の小林星蘭さんが唄っている「ジンカンバンジー ジャンプ!」は、私の作業を優先するため、ぜひどなたかにかにお願いしたいと思ってましたが、まさにお見事と言うしかない、素晴らしい作品です。お願いして良かった。小林星蘭のコメント
小林星蘭です。「若おかみは小学生!」のサウンドトラックが発売されます!
鈴木慶一さんが作られた音楽は、劇場版としての「若おかみは小学生!」らしいというか、温泉街や春の屋などの情景やキャラクターの心情が聴いているだけでも伝わってくる感じで、すごく素敵な曲だと思います。
実は藤原さくらさんの曲は普段から聴いていたので(主題歌が)藤原さくらさんと聞いてワクワクしていたんです。はじめて完成映像を観たときは、藤原さんの「また明日」が流れるエンドロールでもう一回泣いちゃって。自分がおっこ(役)だったからかもしれませんが、劇中のストーリーを思いださせられるような曲や歌詞で、聴けば聴く程嬉しくそしてとても感動しました。
それと私が歌った挿入歌の「ジンカンバンジー ジャンプ!」(フルサイズ)も入っています。お待たせしました!いっぱい聴いてくださいね。もう最初に聴いた時からずっと頭の中に残って、中毒性があるって思いました。歌うことが久々だったのでドキドキしましたが、自分でも歌っていて楽しかったしあの歌詞が(頭から)離れないという人が沢山いらっしゃってとても嬉しいです。皆さんもジンカンバンジー中毒になってください!(笑)
これまで映画を観ていただいた方々には、「目と耳」で作品を体感してもらっていましたが、今度は耳で集中して「若おかみは小学生!」を体感していただけたらなと思います。今はこれらの音楽たちが「サウンドトラックになってくれて、ありがとうございます」っていう気持ちなんです。楽しみに待っていて下さい!
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