音楽賞『APPLE VINEGAR -Music Award-』のノミネート作品が発表された。
昨年に後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が設立した『APPLE VINEGAR -Music Award-』は、若手ミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞。デビューアルバムに限らず、キャリア初期に発表した作品を評価する仕組みは『芥川龍之介賞』を参考にしているという。後藤のブログでは設立の経緯が綴られている。
今回のノミネート作品は昨年に発表されたアルバムから後藤が12作品をセレクト。Gateballers『「The all」=「Poem」』、KID FRESINO『ài qíng』、中村佳穂『AINOU』、STUTS『Eutopia』、Age Factory『GOLD』、ROTH BART BARON『HEX』、AAAMYYY『MABOROSI WEEKEND』、GEZAN『Silence Will Speak』、VaVa『Virtual』、Tempalay『なんて素晴らしき世界』、長谷川白紙『草木萌動』、折坂悠太『平成』がラインナップしている。
大賞の発表は3月下旬を予定。今年も賞金10万を後藤が用意するほか、坂本龍一も10万円を拠出する。選考会と授賞式の模様はオフィシャルサイトで報告。なお『APPLE VINEGAR -Music Award-』では企業からの協賛を募集している。