マカロニえんぴつが、現在放送中のマクドナルド「バリューセット」のCM「こんな時間が、ゴチソーだ。」の楽曲を担当している。
使用楽曲は“青春と一瞬”。CMで描かれている「青春」「仲間」をテーマに書き下ろしたという。メンバーのはっとり(Vo,Gt)は「誰しもが一度は17歳だった。そして、誰かが今日も17歳だ。希望に満ちたその美しい年頃はときに『青春』と呼ばれるが、当時の自分にとって青春は限りなく絶望に近かった」「青春はあまりに一瞬で、どの17歳もその無意味な希望には気付けない」とコメントを寄せている。なお“青春と一瞬”は、本日2月20日21:00からFM802で放送される『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』でオンエア予定。
2012年に神奈川で結成されたマカロニえんぴつは、はっとり、高野賢也(Ba,Cho)、田辺由明(Gt,Cho)、長谷川大喜(Key,Cho)からなる4人組バンド。2月13日に5曲入りミニアルバム『LiKE』をリリースしているほか、3月30日から全国ツアー『マカロックツアーvol.7~ライクからラヴへ、恋の直球ド真ん中ストライク初全国ワンマン篇~』を開催。
はっとり(マカロニえんぴつ)のコメント
誰しもが一度は17歳だった。そして、誰かが今日も17歳だ。希望に満ちたその美しい年頃はときに「青春」と呼ばれるが、当時の自分にとって青春は限りなく絶望に近かった。
退屈で退屈で、なのにその向こう側へ行くことは許されず。「大人になりたいなら大人しくしなさい」と大人に言われているようで悔しかった。
だから夢中で恋をしたし、隠れてアルバイトをしたり美しい文学を無理やり頭に詰め込んだりギターを弾いたり、友だちと授業を抜け出して(笑えるくらい小さな)旅に出たり、とにかく退屈の向こう側へ行くことだけで頭が一杯だった。
思えば、あの果てしない退屈を全身で愛していたんだと、気付いたのは大人しい大人になってからだった。
青春はあまりに一瞬で、どの17歳もその無意味な希望には気付けない。