今夏に放送される『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』に寺島しのぶが出演することが発表された。
同作は母と娘の関係を軸に描き、『第155回直木三十五賞』候補に選出された湊かなえの短編集『ポイズンドーター・ホーリーマザー』が原作。全6編を連続ドラマとして映像化する。
寺島しのぶは表題作『ポイズンドーター・ホーリーマザー』に主演。「毒親」として娘である女優の藤吉弓香からテレビ番組で告発されるも、周囲からは子供想いの良き母親だと見られており、弓香の発言がきっかけで「子離れ」を決意する母親・佳香役を演じる。
寺島は「自分は毒親なのか私は毒娘だったのか。今まで生きてきた自分の人生も振り返りつつ、今1人の息子を持つ母としてどういう感情がこの作品に投影できるのか、楽しみです。今の私を出し切るつもりでやりきりたいと思います」と意気込みを述べている。
『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』では、表題作に加え、全て自分のせいだと信じ続ける女性、脚本家を目指し、ライバルの活躍に苛立ちを募らせる女性、「優しすぎて」殺人を犯してしまう女性、奔放な妹と対照的に、40歳まで猫だけに心を開いてきた女性など、様々な人々の姿が描かれる。寺島を除く各話の主演や共演者は後日発表。
寺島しのぶのコメント
自分は毒親なのか私は毒娘だったのか。今まで生きてきた自分の人生も振り返りつつ、今1人の息子を持つ母としてどういう感情がこの作品に投影できるのか、楽しみです。
今の私を出し切るつもりでやりきりたいと思います。
勧善懲悪が日本では受ける中こういう結論の出ないグレーな部分を描いていく。
WOWOWさんでこそ出来る挑戦的な作品だと思っています。
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Crossing??
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