書籍『アニメ制作者の方法 21世紀のアニメ表現論入門』が刊行された。
同書には「表現」という視点から日本のアニメーションの現在を巡るインタビューや対談、論考、コラムなどを収録。アニメーションの制作現場の変化や、世界のアニメーションにおける潮流との関係、配信サービスなどの環境による変化、他ジャンルとの越境や混交といった多角的な観点から、アニメーションの現在を読み解く。
編著者は批評家の高瀬康司。インタビューには片渕須直、京極尚彦が登場しているほか、対談参加者や寄稿者には井上俊之、押山清高、泉津井陽一、山田豊徳、山下清悟、土上いつき、土居伸彰、久野遥子、藤津亮太、石岡良治、泉信行、渡邉大輔、古谷利裕、吉田隆一、氷川竜介らが名を連ねている。巻末にはアニメーションについてのブックガイドを収録。
同書内で言及される作品は、『この世界の片隅に』『マイマイ新子と千年の魔法』『MEMORIES』『魔女の宅急便』『ルパン三世 カリオストロの城』『電脳コイル』『AKIRA』『キルラキル』『ニンジャバットマン』『君の名は。』『天元突破グレンラガン』『耳をすませば』『ラブライブ!』『エースをねらえ!』『宝石の国』『若おかみは小学生!』『花とアリス殺人事件』『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』など。
- 書籍情報
-