アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』の予告編と場面写真が公開された。
4月5日から公開される同作は、ファッションデザイナーのアレキサンダー・マックイーンを追った作品。前衛的なデザインと独自の美学、数々のショーで多くのファンを魅了しながら成功の影で苦しみ、40歳で自ら命を絶ったマックイーンの激動の人生を、友人や家族たちの独占インタビュー、掘り起こされたアーカイブなどを通して描く。音楽は友人でもあったマイケル・ナイマンが担当。
予告編のナレーションは遠藤憲一が担当。映像は、ロンドンの労働者階級出身の青年が23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューするところから始まり、27歳でジバンシィのデザイナーに抜擢されたことが報じられる場面、様々なコレクションのショーの様子、当時スキャンダルによって業界から非難を受けていたケイト・モスの姿をホログラムでショーの中に映し出すことで彼女を擁護し、その想いを語る場面などが確認できる。
あわせて公開された場面写真には、バックステージで友人であったケイト・モスとはしゃぐマックイーンの姿と、母親とのツーショットが捉えられている。
なお予告編のナレーションを担当した遠藤憲一は「モード界で常に話題の人物だったので、どのような劇的な人生を送ったか興味があった」と述べている。
- 作品情報
-
『マックイーン:モードの反逆児』
2019年4月5日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督:イアン・ボノート、ピーター・エテッドギー 音楽:マイケル・ナイマン 出演: リー・アレキサンダー・マックイーン イザベラ・ブロウ トム・フォード ほか 上映時間:111分 配給:キノフィルムズ
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?