ドラマ『小説王』が4月からフジテレビ系で放送、フジテレビオンデマンドで配信される。
『小説王』は早見和真の同名小説をもとにした作品。あらすじは、過去に大きな賞を受賞したものの、その後は鳴かず飛ばずで「一発屋」のようになっていた作家・吉田豊隆が、筆を折ろうとしていたときに疎遠になっていた幼馴染の編集者・小柳俊太郎、吉田のファン・佐倉晴子と出会い、本の力で出版不況を変えていこうとするというもの。
売れない小説家・吉田豊隆役を演じるのは白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)。編集者・小柳俊太郎役に小柳友、吉田に恋心を抱いていく佐倉晴子役に桜庭ななみがキャスティングされている。
同作はフジテレビオンデマンドで先行配信を実施するほか、アジア圏で同日配信する予定だ。
白濱亜嵐のコメント
吉田豊隆役を演じさせて頂きました白濱亜嵐です。
原作を初めて読んだ時、自分のデビュー前の苦労と被る事が多く、豊隆の気持ちに共感する事が沢山ありました。
そして今回初めての小説家の役という事で、まずは小説家とは何かという所から役作りがスタートしました。
小説家は人の心に届く物語を作るまでに自分の人生を切り抜いたり、一行を書くだけでも何度も悩んで自問自答し葛藤したりと命を削って本にぶつかっているんだと初めて学びました。
そんな小説家という職業を生半可な気持ちで演じるのは失礼になるので本気で豊隆を演じたいと思いました。
豊隆の悔しさや葛藤を全身で表現できるように今の自分の全てをぶつけました。
是非沢山さんの方に観て頂きたいです。小柳友のコメント
この作品を観てもらうために"一行"で面白いと思わせられるコメントを考えて早3時間。
伝えたいことや観てもらいたいところがたくさんでとても一行にはまとまりませんでした。
小柳俊太郎役をやらせていただきます小柳友です。
俊太郎の作家を輝かせるために全力を尽くす姿に勇気をもらい、自分もこのドラマを輝かせるために全力を尽くしました。最後の最後まで熱狂して作り上げた作品を是非みていただきたいです。桜庭ななみのコメント
吉田豊隆の小説のファンであり、その小説に支えられ、そして吉田先生に心惹かれる女性佐倉晴子を演じました。登場人物それぞれ直向きに頑張る姿は青春そのもので、世代や歳は関係なく胸が熱くなる印象があるので、1シーン1シーン悩みながら晴子と一緒に吉田豊隆さんの物語の結末を見守っていました。
小説家である事を諦めようとするも周りの人達によって立ち上がっていく主人公の姿が、夢を追っている人の背中を押してくれるようなそんなドラマになってるので、ぜひ楽しみにして頂けたらな!と思います。久保田哲史エグゼクティブプロデューサー(フジテレビコンテンツ事業室)のコメント
このプロジェクトは「日本のドラマをアジア、そして世界に!」という「想い」から始まりました。
インターネットの普及により世界中の人々が世界各国のあらゆるコンテンツに、簡単に接することが出来るようになりました。そんな環境になった時代で、日本のドラマをアジア、そして世界へ届けるという「想い」を、今回、「小説王」というドラマの出演者、スタッフ、そして原作者、出版社も含めて関わって頂いた全ての人に共有してもらえたと感じております。今回、このプロジェクトがこうして進められたことは、フジテレビにとっても新たな一歩であり、この記念すべき作品です。中野利幸プロデューサー(フジテレビ第一制作室)のコメント
冷めた時代に熱血な物語。頂点を取る為に必死な男たちを描いた原作はとても魅力的で、今の時代にこそドラマ化したいと思いました。夢を見辛い世の中に、夢を追いかけるカッコ良さ。主演の白濱さんの魅力を存分に味わって下さい。男たちの友情、そして原作のエピソードを膨らました桜庭ななみさんとの恋愛部分も楽しんで頂きたいです。
- 番組情報
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『小説王』
2019年4月からフジテレビ系で放送、フジテレビオンデマンドで配信演出:水田成英 脚本:小山正太、ひかわかよ 原作:早見和真『小説王』(小学館刊) 出演: 白濱亜嵐 小柳友 桜庭ななみ ほか
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?