6月7日から東京・お台場の日本科学未来館で開催される企画展『マンモス展』のイメージキャラクターをマツコ・デラックスが務めることが発表された。
発表とあわせて2種のイメージビジュアルが公開。蘇ろうとするマンモスと、マンモスに扮したマツコが時空を超えて会話するイメージになっている。
展覧会主催者はマツコの起用について「今回の『マンモス展』は、永久凍土から発掘された実物のマンモスの冷凍標本を見ていただくだけでなく、マンモス復活プロジェクトを含めた最先端生命科学にも焦点を当てることにより、過去と未来を繋いでいく、前例のない大きなスケールの展覧会です。さまざまなカテゴライズを超えて、誰もが知るマツコ・デラックスさんの圧倒的な存在感は、古生物学と最先端生命科学という時代を超えて科学を見せていく世界最大規模の展示にふさわしいと考え、イメージキャラクターのオファーをさせていただきました」と説明している。
『マンモス展』では、2005年に『愛・地球博』で初公開されて話題を呼んだユカギルマンモスが再び展示されるほか、2013年に完全な形で発掘され、それまで考えられていたマンモスの鼻の形状を覆す発見となった個体標本である「ケナガマンモスの鼻」や、昨年夏に同展のために発掘現場を訪れた調査隊が発見した「ケナガマンモスの皮膚」の冷凍標本を世界初公開。また1977年に完全体で永久凍土から発掘された仔ケナガマンモス「ディーマ」の標本が38年ぶりに来日する。
さらに近年、ロシア・サハ共和国の永久凍土から発見された世界初公開を含む数々の古生物の冷凍標本もあわせて展示。同展では展覧会のために最大級の冷凍展示室を制作する。また最先端の生命科学による「マンモス復活プロジェクト」についても紹介される。
展覧会の前売券は本日3月18日10:00から販売開始。なお同展は福岡、名古屋、大阪で巡回展を行なう予定だ。
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企画展『マンモス展』
2019年6月7日(金)~11月4日(月・祝) 会場:東京都 お台場 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン 時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) 休館日:火曜(ただし7月23日、7月30日、8月6日、8月13日、8月20日、8月27日、10月22日は開館) 料金:大人1,800円 小学生~18歳1,400円 4歳~小学生未満900円